とにかくやってみたいと思います!
シーリングランプのLED化
旧型のシーリング(天井直付け)ランプの交換は電気工事が必要になることがありますが、それほど難しくはありません。
一応、電気工事士の資格が必要な作業ではあります。
例えば、この蛍光灯タイプです。
天井からFケーブルが直接出ていて、器具に直に接続されています。
また、本体は天井板に金具を介して固定されています。
この結線ですが、ワンタッチで外せるようになっているものが一般的だと思います。
この器具では、ケーブルの心線が差し込まれている傍に小さな穴がありますね。
この小さい穴にキリ状の棒を入れて押すとケーブルが抜けるようになっています。
この作業は、壁のスイッチで電源を切ってあるのでショート等の危険なく出来ました。
このあと、照明器具本体を外すと・・・
この金具に本体をビス止めして固定されているんですが、この金具を天井にねじ止めするような時にちょっと工夫が必要です。
天井は石こうボードなので、基本しっかりしたネジ止めは出来ません。
そこで、石こうボードの裏に骨組みの木材があるところを探り当て、そこに長めの木ネジを打ち込むようなやり方が必要になるのです。
で、ボードの裏面の木材を見つける道具があるのですが、また写真を撮り忘れました・・・
ともかく、この道具でボード裏面の構造材の位置を探り当てておいて、そこの位置にねじ止めをします。
さて、暖色系LEDの丸型シーリングランプ(6畳用)が3500円ほどで入手できたので、照明本体をこれに交換します。
この新しいLEDランプはかなり軽量なので、電源接続部が本体の重量も支えるタイプのコネクターを使います。
このコネクターを天井にねじ止めするんですが、こんなヤツです。
結線も簡単に確実に出来ます!
白線はW側に結線するようにします。
結線したら位置決めした所にねじ止めして固定します。
ねじ止めする時に、手応えがなくドライバーがいつまでも回ってしまうようだとボード裏に構造材がない箇所です!
こんな時はやり直しです。
さて、固定したコネクターに照明器具本体を取り付けると・・・
あとは、シェードを取り付けて作業完了です。
光色は電球色で白色には出来ませんが、照度の切り替えが出来て常夜灯モードもあります。
省エネと水銀フリー化が新たに2か所進みました。
安価な割に中々いい感じのランプだと思います!
温暖化は人間が原因 「人類への赤信号」
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、人間が地球の気候を温暖化させてきたことに「疑う余地がない」とする報告を公表した。
「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。
大気、海洋、雪氷圏及び生物圏において、広範囲かつ急速な変化が現れている」
と強い調子で、従来より踏み込んで断定した。
さらに、「気候システム全般にわたる最近の変化の規模と、気候システムの側面の現在の状態は、何世紀も何千年もの間、前例のなかったものである」と 指摘した。
IPCCは、国際社会がこれまで設定してきた気温上昇抑制の目標が2040年までに、早ければ2030年代半ばまでに、突破されてしまうと指摘。
海面水位が今世紀末までに2メートル上昇する可能性も「排除できない」とした。
「向こう数十年の間に二酸化炭素及びその他の温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21世紀中に、地球温暖化は1.5℃ ~ 2℃を超える」とも警告した。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、
「本日のIPCCの報告書は、人類への赤信号」
だと発言。
「私たちが今、力を結集すれば、気候変動による破局を回避できる。
しかし今日の報告がはっきり示したように、対応を遅らせる余裕も、言い訳をしている余裕もない。
各国政府のリーダーとすべての当事者が、COP26の成功を確実にしてくれるものと頼りにしている」
と述べた。
国連気候変動枠組条約第26回締約国会(COP26)は今年11月に開催される。
今回のIPCC報告を含め、近年の気候変動の状況を検討した複数の報告書が、COP26に向けてこれから次々と公表される予定となっている。
この報告書は今までになく、温暖化のもたらす壊滅的な打撃を明確に断定している。
しかし科学者の間には、2030年までに温室効果ガス排出量を半減できれば、事態は改善できるという期待も出ている。
報告の執筆者たちも、悲観して諦めてはならないとしている。
<IPCC報告の要旨:現状について>
・地球の2011~2020年の地表温度は、1850~1900年に比べて1.09℃高かった
・過去5年間の気温は1850年以降、最も高かった
・近年の海面水位の上昇率は1901~1971年に比べて3倍近く増えた
・1990年代以降に世界各地で起きた氷河の後退および北極海の海氷減少は、90%の確率で人間の影響が原因
・熱波など暑さの異常気象が1950年代から頻度と激しさを増しているのは「ほぼ確実」。
一方で寒波など寒さの異常気象は、頻度も厳しさも減っている
<IPCC報告:将来への影響について>
・温室効果ガス排出量がどう変化するかによる複数のシナリオを検討した結果、どのシナリオでも、地球の気温は2040年までに、1850~1900年水準から1.5℃上昇する
・全てのシナリオで北極海は2050年までに少なくとも1回は、ほとんどまったく海氷がない状態になる
・1850~1900年水準からの気温上昇を1.5℃に抑えたとしても、「過去の記録上、前例のない」猛威をふるう異常気象現象が頻度を増して発生する
・2100年までに、これまで100年に1回起きる程度だった極端な海面水位の変化が、検潮器が設置されている位置の半数以上で、少なくとも1年に1度は起きるようになる
・多くの地域で森林火災が増える
「厳然とした事実」
報告書の執筆に参加した、英レディング大学のエド・ホーキンス教授は、
「これは厳然とした事実の表明だ。
これ以上はないというくらい確かなことだ。
人間がこの惑星を温暖化させている。
これは明確で、議論の余地がない」
と述べた。
今年7月以降、北米西部やギリシャなどは極端な熱波に襲われている。
あるいはドイツや中国は深刻な水害に見舞われた。
過去10年の相次ぐ異常気象が「人間の影響によるものだという結びつきは、強化された」と報告書は指摘している。
「ありとあらゆる温暖化の現象について、その影響は悪化し続ける。
そして多くの場合、悪影響は引き返しようのないものだ」
とホーキンス教授は言う。
<「1.5℃未満の上昇」目標は>
地球上のほとんどすべての国は現在、気候変動対策のためのパリ協定に参加している。
パリ協定で各国は、産業革命以前の気温からの気温上昇分を、今世紀中は2℃より「かなり低く」抑え、1.5℃未満に抑えるための取り組みを推進すると合意した。
この「1.5℃未満」目標について、IPCC報告書は、専門家たちが様々なシナリオを検討した結果、
「二酸化炭素の排出量が大幅に減らなければ、今世紀中に気温上昇は1.5℃はおろか2℃も突破してしまう」
と判断を示した。
現在の地球の温度はすでに産業革命以前のレベルから1.1℃上昇している。
そして近年、異常気象現象が頻発している。
それが今後、何年もかけて1.5℃上昇まで到達するとなると、
「ますます激しい熱波が、ますます頻繁に起きる」
と、報告書執筆者の1人、英オックスフォード大学のフリーデリケ・オットー博士は言う。
「地球全体で、集中豪雨がさらに増えるだろうし、一部の地域では何らかの干ばつも増える だろう」
何ができるのか
気候変動がもたらす悪影響について、この報告書は今までになく明確に断定している。
しかし多くの科学者は、2030年までに地球全体の温室効果ガス排出量を半減できれば、気温上昇を食い止め、あるいは反転させることができるかもしれないと、以前より期待を高めている。
温室効果化ガス実質ゼロ(ネットゼロ)を実現するには、
まずクリーンエネルギー技術の利用で可能な限り温室効果ガスを減らした後、
残る排出を炭素隔離貯留技術によって回収する、もしくは植林によって吸収するなどの取り組みが必要となる。
英リーズ大学のピアス・フォースター教授は、「かつては、たとえネットゼロを実現しても、気温上昇は続くと考えられていた。
しかし今では、自然界が人間に優しくしてくれると期待している。
もしネットゼロを実現できれば、それ以上の気温上昇はおそらくないだろうと。
温室効果ガスのネットゼロが実現できれば、いずれは気温上昇を反転させて、地球を少し冷やせるようになるはずだ」と言う。
今回の報告によって、地球温暖化の今後の展望が前より明確に示された。
その影響は、避けようがないものが多い。
しかし報告書の執筆者たちは、これが運命だと諦めてはいけないと警告する。
「温暖化のレベルを下げれば、事態が一気に悪化する転換点に達してしまう可能性がかなり減らせる。
破滅すると決まったわけではない」
と、オットー博士は言う。
気候変動における転換点とは、温暖化が続くことで地球の気候システムが急変する時点を意味する。
今回のIPCC報告は、11月のCOP26に向けて、今までより大きく政治家たちの耳に響くかもれない。
2021年8月9日記事
照明全てをLEDタイプに交換する工夫
我が家にも、まだ蛍光灯照明が残っています。
蛍光灯は消費電力の面だけでなく、管内に水銀を使用しているので、蛍光管廃棄時の環境への水銀汚染が問題になり得るのです。
なので、蛍光灯照明器具もLEDタイプに交換していくのがベストなのですが、器具ごと市販品に取り換えるだけだとかなり高価になってしまう場合があります。
白熱電球をLED電球に交換するのは簡単ですが、蛍光灯の場合は蛍光管だけ簡単に交換という訳にはいきません。
蛍光管だけをLEDタイプに交換する手は実際はあるのですが、これはあまりいい方法ではありません。
蛍光灯照明器具には安定器やインバーターが組み込まれていて、これは蛍光管専用の電気を供給する仕組みなので、この仕組みを残したままの交換では電力ロスが生じてしまうのです。
そこで、照明器具の配線にも手を加えて細かく改造できればいい結果になりそうです!
この照明器具の中に通常のLED電球を仕込んだり出来れば、色や照度の選択も出来るなど自由度も上がってさらにいいと考えているのですが・・・
マイクロプラスチック・・・海からの悲鳴に耳を傾けなければ
みなさん、袋なしの買い物にはもう慣れたでしょうか?
商品をポケットに入れたり、両手で落ちないように持ったり抱えたりしながらお店を出たり、っていう感じではないでしょうか?
袋を持参した場合でも、商品を手際よく詰められなくて、後ろのお客さんの邪魔にならないかと気になったりしませんか?
ところが、日本のこのレジ袋有料化といったプラスチックごみ削減への取り組みは遅れ気味なんだそうです・・・
プラスチック製のレジ袋は提供禁止という国が増え、日本の対策は先進国に比べ遅れ気味だった。
レジ袋などのプラごみが海に流れ込むと、紫外線や波で砕かれ、マイクロプラスチックと呼ばれる微粒子になる。
マイクロプラスチックは分解されにくく海中を浮遊する。
回収は難しい。
魚や海鳥が餌と間違えてのみ込んで体内に蓄積される。
マイクロプラスチックは魚や貝から検出されるだけでなく、私たちが普段食べている海塩にも交じっているとの研究報告がある。
まだ健康を損なうほどではないと言われているが、衝撃的だ。
海洋汚染は年々深刻化し、その実態を「プラスチックスープ」と表現して警告する科学者もいる。
国内で廃棄されるプラスチックごみのうちレジ袋はその2%程度にすぎない。
まだ、「プラスチックごみ削減へ一歩踏み出した」とさえ言えないレベルである。
日本は四方を海に囲まれ、さまざまな恩恵を受けてきた。
その海の悲鳴に、今こそ耳を傾けなければならない。
我が家の生活空間の蛍光灯を全て交換中
2Fの、リビング、キッチン、寝室、和室だけは、我が家の中でまだ蛍光灯の照明です。
この照明はまだ使えているし、デザインの問題もあるので、カミさんからの交換の許可が出ていませんでした。
ディスカウントショップで、そこそこの品質でまあこれならという格安の照明を買ってきて、先日一部屋だけ交換しました。
この時は、消費電力は元の約50%減でした。
さて第2弾ですが、寝室なら明るさもそれほど必要ないだろうと、さらにチープなものにしてみたのがこれです。
どうでしょう? ちょっと暗めですが・・・
しばらくこれで使ってみますが、これでOKなら、消費電力は何と1/11、元の約91%減になる計算です!
昔の蛍光灯に寝る時用の常夜灯が付いていたんですが、この照明はその常夜灯と同等の消費電力しかないんです!
自宅照明のLED化
自宅照明のLED化は、通常のE26型電球ソケットの照明だと、LED電球に交換するだけですから簡単です。
玄関や階段は白色光の明るいものにします。
これは、カミさんのスタジオの蛍光灯シーリングライト(天井直付け)をLEDタイプに交換したものですが、シーリングソケットが施工済みであれば簡単に交換が出来るんです。
天井を見上げると、下記のようなものが見えたことありませんか? これがシーリング照明を取り付けるソケットです。
生活空間では、自分の好きな電球色LEDにします。
例えば浴室ですが、このカバーを外して中の電球を交換するだけです。あまり明るくしない方が落ち着きます。
昨日、ディスカウントショップに格安の電球色LED照明(それもYazawa製)があったので買ってきました。
カミさんの寝室の蛍光灯と交換してみたら、高級感はないもののまあまあ良かったです!
これは40ワットタイプなので、元のシーリング蛍光灯82ワットの半分の消費電力になりました!
最後に自分の仕事場の照明なんですが、こんな感じです。
部屋は散らかっているので、天井しか見せられません!(笑)
これは、店舗などで使われているライティングレールを天井に固定し、そこにスポットライト用ソケットを使った電球色4ワットLEDを取り付けたものです。
このように光量の少ない電球を点在させてみたんですが、柔らかくて優しい照明が出来あがりました!
勉強する時も工作等の作業をする時も、明る過ぎず落ち着いた空間になっています。
この部屋の照明の消費電力は合計約40ワットですから、これまででは考えられないほどの省エネになりました!
ちなみにこの部屋では、安定器を使った旧式の直管蛍光灯5本が使われていて、220ワット強を消費していました。
明日の長距離走大会での高校生の実践! 海ゴミ削除プロジェクト
海に漂着しているプラスチックごみは、もう珍しい光景ではなくなったように感じます。
特に、大量のごみが海岸に漂着しているのを見ると、とても残念で悲しい気分にさせられます。
若者たちも、Webサイトなどでも見られるその光景が頭に焼き付いていると思うんです。
彼ら彼女らも、自分たちで出来ることを着実にやろうとしています!
明日11月27日の長距離走大会での、マイボトル持参の呼びかけです!
PS.今、本校のホームページで連絡があり、明日の大会は29日(金)に順延されました!
高校生も考え始めているエコ実践・・・校内新聞より
今日、新しい校内新聞が掲示してあり、内容に目が留まりました。
人間と自然のバランスが、現在は人間の方に偏り過ぎというのは、全くその通りだと思います。
このイラストのような、豊かな心を持った人間が住める地に戻さないといけないですよね。
食べ物に限らず、地産地消の生活をする意味
石油を利用した交通手段が、世界を小さくしてきました。
食料品やプラスチック製品等々・・・
これらは世界中の国々から輸入されており、世界中の貨物輸送量の統計は毎年上昇しています。
国内や地元で作られた商品食品を買い求めることで、商品の長距離輸送が避けられます。
また、地産地消によって、国内や地元の経済を活性化させて雇用を生み出し、短距離で公害の少ない輸送ルートの確立につなげられます。
(地球を救う365の方法より)
エコライフとは、我慢するだけではない
地球を救うためには、今までの生活でしてきたことをあきらめたり、我慢したりすることばかりなんでしょうか?
何だか苦しそうで悲観的にもなりそうですよね?
続けられるのか? なんて気持ちにもなるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみて下さい。
例えば、車を使う代わりに歩いたり自転車を使ったりすれば、自身の運動にもなり、それは心身の健康にすごく役立つんです!
また、加工食品を減らしていくことも、徐々にですが、健康や美容への大きな力になっていくでしょう。
上にあげた2つの例は、まさに一石三鳥の効果がある訳で、そのうちの「二鳥」は自分に直接効いてくることなんです!
「二鳥」とは、「体にとてもいい!」と「心にとてもいい!」だと思います。
こんな風に考えられることが、他にもたくさんあると思うんです。
(地球を救う365の方法より)
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