PC設定覚書と雑記

サーバー運用とPC日記

NetCommons3.3.0がリリースされました!!

待ち望んでいたNetCommons3の最新版が、ほぼ9か月ぶりにリリースされました!

NET環境も、特にセキュリティ面での対策を筆頭に、非常に細かい対応が必要になり、また状況が日進月歩で変化していくようですから、システムをメンテナンスしていくことは想像以上の苦労があると思われます。

自分のような末端ユーザーは、その恩恵にあずかることしか出来ず申し訳なく思っています。

そんな中での今回の最新版発表は特に嬉しく、有り難さを強く感じました!

台風が来た12日の朝に発表されていましたが、12日は家に閉じこもっていたので、その日にアップデート作業を行いました。

一応、以下が備忘録です。 

 

※ OS、mysql 共に root ユーザで作業の場合です。不可ならsudoコマンドを付加して。 

<事前準備>

 (1)バックアップディレクトリ等作成。

   # mkdir -p /home/hokan/20191013bkup

 (2)最新NC3zipファイルをクライアントPCにダウンロード。

 (3)webサーバーOSに(2)のダウンロードファイルをアップロード。

 (4)(3)のファイルを解凍。

 (5)解凍ディレクトリをリネームしておく  

   # cd /home/hokan/20191013bkup

   ・・・/20191013bkup# unzip NetCommons-3.3.0.zip

   ・・・/20191013bkup# mv NetCommons3/ nc330/

 

<アップデート前のバックアップ>

 (1)対象NC3サイトを閲覧不可にしておく。

 (2)データベース $$$ のバックアップ(バックアップファイル &&&.sql 保管先/home/hokan/20191013bkup)

   # cd /home/hokan/20191013bkup

   ・・・/20191013bkup# mysqldump -u root -p $$$ > &&&.sql

    (mysql root のパスワードを入力)

 (3)ソースのバックアップ(保管先 /home/hokan/20191013bkup)

   # cp -r /var/www/NC3インストールディレクトリ/app/Config /home/hokan/20191013bkup/

   # cp -r /var/www/NC3インストールディレクトリ/app/Uploads /home/hokan/20191013bkup/

 

<Netcommons3本体のアップデート>

 (1)対象NC3サイトは閲覧不可にしたままで。

 (2)リネームディレクトリ下のファイル、ディレクトリを、既存NC3インストールディレクトリに上書き。

   ・・・/20191013bkup# cp -r nc330/* /var/www/NC3インストールディレクトリ/

 (3)cakeコマンド実行してアップデート

   # cd /var/www/NC3インストールディレクトリ/app

   ・・・/app# Console/cake PluginManager.update_all

   画面に「一括アップデート」が表示されるので、画面の指示どおり、S を入力してEnter。

   アップデート処理中、ざっと眺めておく。エラーは黄色表示になるはず。

 (4)インストールディレクトリの所有者を「webサーバー(debianならwww-data)に戻しておく。

   # chown -R www-data:www-data /var/www/NC3インストールディレクトリ

 (5)常用クライアントPC等から、アップデートしたサイトにアクセスして、ログイン出来ることを確認。

    サイトを閲覧可に戻して作業完了です! お疲れさまでした! 

 

  ※ 関係者の方々、特に膨大な作業によって最新パッケージを作成して下さったエンジニアの皆様に感謝申し上げます!

   今後とも、どうかよろしくお願いいたします!

Netcommons3最新版パッケージが発表されるようです!

本日、Netcommons3最新版が近日中にリリース予定との発表がありました!

今後、一般ユーザーが、個人でNetcommonsをインストール、アップデートすることが難しくなるのか? または全く出来なくなるのか?

とても気になっていたので、本日の発表を知ってとても嬉しい気持ちです!

このプロジェクトリーダーとスタッフの方々、そして開発エンジニアの方々に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います!

iOS13.1配信の3日後に、iOS13.1.1が配信されています!

iPhone、iPad 用のOSである iOS13.1が配信されて、早くも3日後に修正版の iOS13.1.1が配信されました。

動作不具合のバグ修正のためのアップデートとのことです。

このタイミングなら、修正版の配信を待っても良かったことになりますが、最近はこのようなケースは珍しくありません。

特にOSのアップデートは、やはり、毎日チェックすることを習慣にしておくのがいいと思います。

そして、今回のようにアップデートに時間がかかる場合は、作業は週末にやるとかの対応でいいんじゃないでしょうか。 

自分の趣味はアップデートです? ・・・

この前 Windows10 の大型アップデート1903が配信されて、常用クライアント機のアップデートに数時間かかってしまいました!

ラジオサーバー機、風呂音楽用サーバー機は、ほっときながらアップデートしたので、それほど気にはなりませんでしたが。

それなのに、この更新は CPU 使用率が異常に高くなるという問題を抱えたままなんです。

そして、この問題を解消するアップデートはまだ配信されていません。(まもなく配信されるらしい?)

Web サーバー機の Debian9 も次期 Debian10がすでに発表されていますが、使用アプリケーションの php7.3対応が完了すればアップグレードしたいと思っています。

もちろん、Debian9で配信されるアップデートは、毎日欠かさずチェックして更新しています。

そして、スマホの iOS ですが、昨日寝ている時間にダウンロードを済ませ、iOS 13.1にアップデートしました。

アップデートにもバグや動作不具合はつきものです。完全を待ってから!なんてことは実際無理だと思った方がいいです。

なので、アップデートが発表されたら、基本、「すぐにダウンロードしてインストールする、でOK!」と思います。

自分は、アップデート操作は、素人に出来るセキュリティ対策の基本だと考えています。 

Debian9の php7.2アップデートは・・・

Debian9のデフォルトの php は ver7.0で、セキュリティサポートは2018年12月に終了しています。

このサーバーのOSは Debian9ですが、php7.2(セキュリティサポート 2020.11まで) を別途インストールしています。

この方法ですが、まず、packages.sury.org/php から gpg キーを取得し、apt-key コマンドでサーバーに取り込みます。

次に、/etc/apt/sources.list.d にリポジトリ設定を書き込み、apt-update、さらに apt-install php7.2 でインストールできます。

ところが、最近 apt-update を実行すると、「gpg キーが有効になっていない」というエラーが出て php のアップデートが完了しなくなってしまいました。

これについての対応は、取得先から最初と同じように gpg キーを再度取得し、apt-key で再度サーバーに取り込めばいいようです。

このあと、apt-update、apt-upgrade、を実行すれば php7.2が最新版に更新されます。

他のモジュールやアプリケーションなども、gpg キーを取得しているものはキーの有効期限があるようですから、キーを再度取得すると上手くいくかもしれません。

すでにDebian10安定版が発表されていて、php7.3(セキュリティサポート 2021.12まで) がデフォルト搭載されてもいるので 、早くこの環境にしてしまいたいんです。

ところが、owncloud、Netcommons3共に php7.3にはまだ対応していないようです。

これらの対応が完了したら、出来るだけ早くDebian10の最新環境に更新する予定です!