寒サバの塩焼きと船場汁
2021年1月21日 20時55分やっぱりこの冬のマサバはいいと思います!
パック売りではなく、対面鮮魚コーナーとかで確かめて丸のまま買って下さい。
これは、鶴ヶ島のビッグマーケット内の本庄鮮魚で買いました。
大型で鮮度もバッチリでした。
お腹の脂が厚く、身全体にも脂が回っていますね。
これなら自分は迷わず塩焼きにしますが、煮つけや味噌煮でも旨いはずです!
カンゾウやイブクロなんかも焼いて食べれます。
アタマやカマ等のアラですが、これも身と一緒に焼いても美味しいです。
今回は鮮度がいいので、船場汁(サバのお吸い物)にしてみます。
船場汁は大阪の船場が発祥だそうで、本来は塩サバと根菜で作る汁物です。
自分が作るのは、いつものうしお汁と同じやり方です。(すごくシンプル!)
このアラをアク抜き用の沸騰したお湯にサッとくぐらせてから、別鍋のキレイなお湯で煮ます。
さっぱりした魚なら煮汁はあまり濁らないんですが、サバだとこんな感じです。
サバ節で出汁を取るくらいですから、サバからは濃厚な味が出るんです。
この煮汁に入れるのは、自分は薄口しょうゆ大さじ2杯だけです。
薄口しょうゆはこれを使っています。
しょうゆも変質して味が変わるので、冷蔵庫保管した方がいいです。
しょうゆを入れたあとは、一煮立ちさせて火を止めます。
写真撮るんだから、三つ葉とか散らしておいた方が良かったですね。
さて、主役の切り身です!
「雪塩」というにがりも含まれている塩があったので使ってみましたが、普通の塩で充分です。
これをグリルパンの中で弱火で15分弱焼くと出来上がりです。
凄い量の油が出ていますが、鮮度が良ければ油が水みたいにサラサラしていて食感も軽いんです。
胃もたれすることもありません。
味も文句なしの二重丸なんです!