「物を直しながら使い続ける」は、地球も救うし、人間らしい心も取り戻せる
2019年6月21日 21時50分今、自分がそうした方がいいと、強く思っていることがあります。
それは、「物を使い捨てにせず、出来るだけ手入れして直して使う」ということです。
新しい物をどんどん作って使うスタイルは、資源だけでなくエネルギーも消費するということですが、これはすぐに分かると思います。
地球に負担をかけるスタイルですね。
そして、あまり考えもせずに「古いものは捨てて、新しいものを買ってくればいいよ」とすぐに決めてしまう。
この考え方が寒い。
ただ、LED照明のように、エネルギー効率のいいものに取り換えていくというようなことは、また別の話ですけど。
今使っている物を、観察しながら、手入れしながら、不具合を直しながら使っていくスタイルでは、
自然と、物に愛着が湧いてくるようになります。
いつも、気にしながら使ってるから、故障が大きくならないうちに直せます。
気にするって言っても、ちょっとだけでいいんですよ。
物なのに、相棒みたいに思えることもある。
いつも黙って役にたってくれてるんだね・・・
そういえば、これ、あの人にもらったんだっけ・・・
子供の頃は、あんなに愛着を感じながら、物を使ってたのにねぇ・・・
今、愛着を感じながら物を大切に使うことが、本当に少なくなったと感じます。
そして、その物がどんな役割をしてくれているかも深く考えたりしない。
人が考えながら、特に気持ちを込めながら作ったものは、役割も機能も一つの面だけじゃない。
そして、それと同じように、周りの人の気持ちについても、あるところばかり気にはしても、
大切な部分を考えなくなってしまっているような気がするんです。
黙って色々なことをやってくれている人は、実はたくさんいるんです。
そういう人のことを、せめてそういう人の気持ちだけでも、感じられるようにしておきたい。
物を大切に使おうとする姿勢は、地球に優しいということだけでなく、
他人の心、他人の思いやりを考えようとする姿勢にも繋がっていくのではないか?
いつも、自分が強く感じていることなんです。