「誰もが誰かのエキストラ」 本当にいいラジオドラマでした! ぜひ聴いて欲しい!
2025年9月16日 20時42分
【あらすじ】
夫、一人息子、義理の両親のケアのために人生を捧げてきた玲子(72)(市毛良枝)は、夫を亡くし一人暮らし。
玲子は主治医から病の再発の恐れを告げられる。
動揺し、一人息子の真一(斉藤祐一)に電話するが、息子は玲子の話をろくにきかずに夫の形見を要求するだけで電話を切ってしまう。
家族に尽くしても誰からも感謝されない現実。
静かな怒りとむなしさを感じた玲子は
「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ろうと、エンディングノートを買いに大型書店へ行く。
そこで人気俳優山田タケル(猪野広樹)と出会い、彼が主演する映画のエキストラに応募してしまう。
しかし、失敗続きで、助監督の浦川(28)(今井隆文)からは「使えないおばあちゃん扱い」をうける。
そこで撮影現場で俳優志望の大学生、千里(21)(吉田美月喜)に出会う。
千里も過去に負った痛みを抱えていた。
この二人が織りなす温かい交流が、私たちに、じわじわと沁み込んでくる・・・
ぜひ聴いて下さい!
9月22日までです!
https://www.nhk.jp/p/rs/2KQVW4N514/
感動して、NHKに番組の感想を送りました!
ちょっとネタバレになっちゃいますが・・・
とっても、とっても、いいドラマでした!!
まだ余韻に浸っています!
まず、素晴らしいドラマを届けて下さったことに感謝します!
最初は何気なく聞いていたんですが、
後半の、「お前に期待なんかしてないんだよ!」に返す千里さんのセリフが詰まってしまうシーン。
千里さんが過去に負った傷と関係あるって、すぐにピンときました!
ここで急に、思わずボロボロと涙が出てきてしまったんです・・・
そして、泣きながら、「言え! 言い返せ! 大声で! 力強く!」と叫んでしまいました・・・
その後の、玲子さんの温かさにも感動!
平凡に見えていた玲子さんなのに、大きな大きな温かさを持っていたんですね。
監督がふと呟く、「あの二人、いい表情してるんだよな」も名セリフでした!
ああ、監督も、千里と玲子の人生の素晴らしいエキストラを果たしたんだ! と思いました。
撮り直しの時の、千里さんの力強いセリフに、「うん! そうだ!そうだ!」とうなずきながら喜んでいましたよ!!
最後に、玲子さんに病院から「異常ありませんでした」の連絡があり、またちょっと涙ぐんでしまいました!
最高の人間ドラマでした!
脚本、スタッフ、出演者の皆様がた、本当にありがとうございました!!