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アメリカの突然の攻撃 正当性はあるのか?

2025年6月23日 22時13分

 

 イランに対して直接攻撃に踏み切ったアメリカ、トランプ大統領。

戦後80年の今、攻撃に正当性はあるのか。

 

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<慶應義塾大学 田中浩一郎教授>

 トランプ大統領が何を言っても、

彼が色んなところでイラク戦争に突入したアメリカの過去の大統領を批判しているが、

今回の手順と手続きは、どう見てもイラク戦争の時よりひどい。

イラク戦争の時は、国連安保理にパウエル国務長官が当時、話を持っていった。

ガセネタだったわけだが、一応関係国に説明をして軍事攻撃に乗り出すための許可を得ようとしたが、

今回はそんなことすらしていない。

イスラエルが始めた6月13日の国際法上問題が多いどころでなく、

違法と言える軍事攻撃をアメリカが是認しただけではなく、自らがそれに陥ってしまっている。

 

<コメントより引用させていただきます>

・正当性はありません。

イスラエルが核兵器を持っても良くて、イランが持って行けない理由なんてありません。

また自衛権はイスラエルにだけ存在するものではありません。

それどころか、核保有国であるイスラエルに一方的に攻撃されたイランにこそ、自衛権が認められるはずです。

 

・アメリカの突然の攻撃に正当性などあるはずがない。

いつも後から「人道的」「平和のため」と正当化するが、実態は一方的な暴力の押しつけだ。

原爆投下も同じ。

2発も民間人に落としておいて「戦争を早く終わらせるため」と言うが、

実際は原爆の実験と力の誇示だ。

なぜ同じ枢軸国でもドイツには落とさなかったのか?

本音は「相手が有色人種の日本だから徹底的に叩け」だったのではないか。

そうした差別的発想は今も中東政策に色濃く残る。

相手国の主権や国民感情など意に介さず、力による支配を繰り返す。

その「正義」は本当に正義なのか?

私たちは問い続けるべきだと思う。

 

・正当性などあり得ない。

過去、アメリカは湾岸戦争はじめ、他国を攻撃した上で後付けで言い訳をしたケースは確かにあるが、

IAEA も核開発の事実は無いと明言した主権国家に、

国連承認もとらず、国際法も無視して空爆するなどあり得ない。

ウクライナに突然進攻したロシアに匹敵する蛮行である。

 

・正当性なんて誰が見てもあるわけない。

交渉中の相手なんだし、イスラエルとの戦争を止めようという仲介の立場でいきなり攻撃するんだから、

どう考えてもおかしい。