ロシアによる侵略に対する結論を近く出す フィンランド マリン首相
2022年5月11日 21時50分訪日した北欧フィンランドのサンナ・マリン首相が11日午前、東京大学で講演し、
ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、
フィンランドが「NATOに加盟申請するかを決めようとしている」と述べ、NATO加盟へ意欲を示した。
今回の侵攻をうけ、ロシアと約1300キロにわたって国境を接するフィンランドでは危機感が高まり、NATO加盟を支持する世論が高まっている。
これまでは「軍事的中立」の立場からNATOに加盟してこなかったが、
マリン氏は講演で「ロシアの侵攻をうけ、世界のあり方が今後大きく変わっていく」と強調。
「ロシアによる侵略に対する結論を近く出す。
NATOに加盟申請するかを決めようとしている」と語った。