問題解説
2021年11月の記事一覧
フラーレンに関する新手の問題(3)
では、解説と解答を書いてみます。
解説中の価標について、まだ結合していない価標の数を「~手」、2原子間で結合している価標の数を「~本」、と記してあります。
Cから出ている価標の数は4手で、フラーレンC601分子中の60個のC原子から出ている価標の総数は、
4 × 60 = 240手
です。
2つのC原子間の2手の価標がつながって1本の価標になるので、C60分子中の「結合で出来上がっている価標」の数は、
240手/2 = 120本
となります。
一方、前問より、C・C間の結合の総数は、
[5,6結合]60本 +[6,6結合]30本 = 90本
です。
すると、
120-90=30本
この分の価標が余りますね?
この30本分の価標がC・C間の2本目の価標となり、その結果30か所に2重結合が出来るということになる訳です!
以上の結果、単結合が60本、二重結合が30本となりますね。
これでつじつまが合うことを確認して下さい!
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