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新年度の準備をしておかないと・・・

 自分の残り3年の任期の中で職場がどこになるのかは全く分からないし、毎年変わる可能性もあります。

そうなって環境が変わった時でもPC関係の機器やファイル等をストレスなく自由に使えるようにしておく必要があります。

職場の仕事でも常用するWebサーバーと自宅のファイルを保管する大容量ファイルサーバーがいつもキチンと動くように定期的に面倒を見ていないといけません 。

ファイルサーバーの方はLinuxDebian10上にRAID1のSambaサーバー(NAS)を構築してあります。

RAID1はHDDの障害に強いシステムなので、実はそれだけで安心して油断していたんです。

しかし、システム障害が起こった時だけでなく、自分で設定変更したり、ファイルの引っ越しをしたりする時に自分でも様々な対応が出来ないと困ります。

実際、自分で設定変更している最中に多くのファイルを失ってしまった経験もあるので。

今日は、障害発生時に備えてRAID1アレイを構成する2台のHDDのどちらからでも起動が可能な手順を調べることにしました。

「この手なら確実!」という方法を体で覚えておかないと、イザというとき時間がかかって大変なことになるんです!

詳細はあとで記録しますが、

HDDの容量が2.2TBを超えなければ、今までのMBR管理での方法で行けます。

ソフトウェアRAIDなので、OSが立ち上がる前の /boot 領域を各ディスクごとに作っておくことにします。

/dev/sda に /boot、/dev/sdb に /boot2 といったパーテイションを作っておきます。

これは標準の ext4 フォーマットでOKでした。

その後、DebianのOSインストーラーを使ってみたところ、まず1本目のディスク /dev/sda への grub インストールはいつものようにすんなりと終わりました。

この後、「インストールが終了したのでインストールメディアを外して下さい」の画面が出るので、ここでGO BACKボタンを選んで実行します。

この後の画面で、再度 grub インストールの選択が出来るので、ここで /dev/sdb 等を指定して grub インストールを行えば上手く行きました! 

自分のファイルサーバー(NAS)のディスクは1台が2TBなので今までのMBR管理のこのやり方で良さそうです。

あと、依頼を受けた別のNASマシンを製作中なんですが、こちらはHDD1台が12TBもあり、MBR管理ではなくGPT管理のやり方で行う必要があります。

で、こちらの方も何とか上手く行ったんですが、まだしっかり手順を飲み込んだというレベルまで行けていないんです・・・