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ボルト頭を埋め込むためにボアビットを使いたいが・・・
ボルトで木材を固定する時、ボルト頭を木材に埋め込ませたい場合があります。
そのためには、ボルト頭が入る径の大きめのドリル刃で木材の表面部分を座ぐるように穴を広げればいいですね。
でも、この座ぐり穴の底面は、平面になっていた方が木材がボルトの引張力をしっかりと受け止められるはずです。
すると、この時に使う刃は、通常のドリル刃やホールソーではなく、ボアビット(フォースナービット)が適していることになります。
通常これらの刃は、刃のセンター位置を支点として回転切削動作をします。
なので、まず、ボアビットで座ぐり穴を開けてから、次にドリル刃で貫通穴を開けるようにしないといけません。
先に貫通穴を開けてしまうと、ボアビットのセンター支持位置がなくなってしまうからです。
でも、工作によっては、先に貫通穴を開けたいこともありますよね?
では、貫通穴を開けた後からボアビットで座ぐり穴を開けるにはどうすればいいか?
寝床でうつらうつらしながらずっと考えていたんですが、思いつきました!
まず、10ミリ厚ほどの端材板に、使うボアビットで穴を貫通させ、これを治具とすればいいのでは?
こんな感じです。
この治具用の板は端材で充分です。
これを、座ぐり穴を開けたい木材の上に当てます。
こんな感じですね。
そして、この上からボアビットで切り込んでいけば、ぶれずに指定位置に座ぐり穴が開けられます。
この手なら、簡単で確実ですね!
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