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米大統領選2024 いつ勝者が判明するのか

 アメリカの有権者は5日、次期大統領を選ぶ一票を投じる。

大統領選の結果は、投票締め切りから数時間のうちに大勢が判明することもある。

だが、今回は接戦模様のため、もっと長くかかると予想されている。

過去の大統領選では、選挙当日の夜遅くか、翌日の早い時間に、勝者が判明することがあった。

だが今回は多くの州で、民主党候補のカマラ・ハリス副大統領と共和党候補のドナルド・トランプ前大統領の大接戦となっており、メディア各社が当選確実を出すにはしばらくかかると見込まれている。

僅差での勝利となれば、再集計となる可能性もある。

法的な争いで、時間がかかることも考えられる。

選挙前の時点ですでに100件以上の訴訟が起こされている。

 

2020年は11月3日が投票日で、バイデン大統領の当選確実を米テレビ局が報じたのは7日午前だった。

それ以前の最近の大統領選では、結果判明にかかる時間はもっと短かった。

ただ、ジョージ・W・ブッシュ氏とアル・ゴア氏が争った2000年は例外だった。

投票は11月7日にあったが、ブッシュ氏の当選が決まったのは12月12日だった。

 

今回の投票は米東部時間5日午後6時(日本時間6日午前8時)に東部や中西部から順次終了し、

同6日午前1時(同7日午後3時)に最後の締め切りを迎える。

注目の激戦7州の中で、最初に投票が終了するのはジョージア州。

米東部時間5日午後7時(日本時間6日午前9時)に他の5州や、さらに2州の一部とともに、投票が締め切られる。

このころ米テレビ局は、ケンタッキーなど接戦が予想されていない州に関して、勝者を独自に予想して報じ始めるとみられる。

ネヴァダ州は、選挙当日に郵送された郵便投票は11月9日到着分まで有効とするため、集計に日数がかかる可能性がある。

軍関係者や海外在住者らの不在者投票や郵便投票は通常、最後に集計される。