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PCのメモリ接触不良!

パソコンのメモリは、CPU内臓のキャッシュメモリの他に、メモリスロットに差し込むメインメモリがあります。

このメインメモリの端子は、DDR3だと、デスクトップ用240ピン、ノート用204ピンといった具合で、このピン数だけ接触部分があるということになります。

この接触部分が確実に接触しているのか? 時間が経っても接触が保たれているのか? 振動等で接触が不確実になったりしないのか?

こんなことは、PCが正常動作している(または正常に動いているように見える)時は考えもしないと思います。

自分は、このメモリの接触不良を何回も経験しています!

自作PCだと、メモリの差し替えや増設などで端子のセルフクリーニングを行うことになるし、内部を開けてメンテナンスもちょくちょくやるので、この手のトラブルはまずないんです。

ところが、既製品だと、買ってから何年もメモリは差しっ放しのままがほとんどですよね?

「接触不良のトラブルなんて無いように作られている」と思いたいところですが、実際は接触不良が出てくるんですね!

このトラブルが職場で出たりすると大変なんです!!

長い時間をかけて、綿密に大量の文書を作っていたとします。または、複雑なエクセルシートの作成中ということもあるでしょう。

こんな作業を1回も保存せずに続けていて(!)、その最中にこのトラブルが発生したら・・・

たとえば、こんなブルースクリーンが出るんです!

こうなると、それまでの作業は全部消えてしまっているんです!! すべて水の泡ってやつですね!

えーっっ! うそでしょう?!

いや・・・もう手遅れなんです。どうしようもないんです・・・

今回、自分が使わされている(!)PCでこの現象が起きました。

幸い予兆があり対処も出来たので、作業は失われなかったんですが、本当に大変なことになるので気を付けて下さい!!

その対処ですが、メインメモリを数回抜き差ししただけです!

 

自分で所有しているPCなら、メンテ、検査、修理はいくらでも出来るんですが、職場のPCではそれが一切出来ません。

昔は、自分が情報関係の担当になることが多かったので、即メンテ出来たんですが・・・

 

さて、では、どうしたらいいでしょうか?

 ① 自分の使っているPCの様子がちょっとでもおかしいと感じたら、詳しい人にすぐ相談する!

 ② 相談は、何回もやりとりをしないと相手に伝わらないので、遠慮せずに細かい所まで何度でも伝える。

 ③ ブルースクリーンなどの症状は、スマホで撮っておいて、それを診てもらう。

 ④ ワード、エクセル、その他大きなファイルを作ったり編集したりする作業では、「小まめに上書き保存!」を実行!

 ⑤ 上書き保存は、「Ctrlキー、S キー を同時に押す」です! 即座に実行できます!

 ※ ④、⑤は絶対に役に立ちますよ! 超オススメです! S は Save の S ですね!

パソコンと言ったって、ただの仕事用の道具なんです。

道具は大事だけど、道具に振り回されるようじゃ、本末転倒ですよね!!