どのような雪が運転の限界になるのか色々と実験中
先週末の強烈寒波が来た時、関東南部(一部ですが)にもかなりの雪が降った日がありました。
赤城山山頂、赤城山北面道路、利根郡昭和村などです。
まず、群馬県道4号線で赤城山山頂へ向かいました。
降雪も積雪もかなりの大雪でした!!
LSDが作動する後輪2WDでは制限された動きしか出来ず、センターデフが作動する4WDオートではやや不安定な動きとなりました。
センターデフを使わず前後輪直結4WDだと安定して全くスタックすることなく上って行くことが出来ました。
しかし、ワイパーに雪がどんどんこびりついていき、山頂近くまで来たところで、視界不良が酷くなり、急いで引き返しました!
雪用ワイパーは積んであったんですが、車外に出ることをためらうほど降雪、積雪共に凄かったんです!
このような時は、道路の両端も良く認識できず、また停車することで雪にはまって動けなくなることもあります。
新雪が少なくとも路面に30センチは積もっていたでしょう。
吹雪まではいってないけど、風もかなり吹いていました。
写真を撮る余裕なんか全くありませんでした。
実験のつもりだったんですが、冒険になってしまいました・・・
山から下りてしばらく走っていると、大部分の雪は落ちていました。
次の日は降雪が落ち着いていたので、赤城山北面道路を通って、昭和村、渋川市おのこ、東吾妻郡箱島などを回ってみました。
直売所に寄って野菜を購入したいということもあったんです。
赤城山北面道路、昭和村は凄い積雪でした!
履いているスノースタッドレスタイヤは2018年製の中古(7年落ち!)ですが、
圧雪路、凍結路、新雪路など、まだまだ使えるレベルだと実感できました。
恐る恐る走行できるとか、そんな頼りないレベルではもちろんありません。
新しいスノータイヤなら、トレッドが柔らかくずっと性能がいいはずですが、この中古タイヤでも夏タイヤとは比べ物にならないほど仕事してくれます。
安全に試せる状況なら、おすすめはしませんが、夏タイヤで雪道を動いてみる体験をしておくといいです。
話題のオールシーズンタイヤでも、特に凍結路ではダメみたいです。
さて、この日訪れてみた多くの施設は、ほとんど臨時休業でした!
そこで、ある施設の深い雪の積もった駐車場で、走行できるか実験してみました。
道路面から30センチほどの厚みで雪が積もっていますが、降雪後一晩ほど経って雪が少ししまっています。
センターデフ直結4WDモードです。
このように、スタックせずに侵入は出来ましたが、
フロントバンパーで雪を押しのける又は押し込んでいったような跡がわかります。
車のお腹が雪をこすって強引に進んでいるのがわかります。
さて、このような状態である程度進んでいき、そこで車輪が空転して車輪が雪を掘ったりしたらどうなるでしょうか?
お腹が雪に乗っているんですから、車輪が路面をグリップ出来なくなりますね?
そしてスタックしてしまう、ということになってしまいます!
そこで、次の実験ですが、上と同じ場所を旋回してみることにしました。
同じく直結4WDモードです。
ここまでは侵入できましたが、その直後にスタックして前にも後ろにも動けなってしまいました!
ハンドルを左右に切っても全然動けません。
色々な運転操作を何回もやってみましたが、車は微動するだけでした・・・
この状態が、まさにタイヤが雪を掘ってしまって、車がお腹で雪に乗っている状態だと思います。
車を降りて状況を確かめてみました。
ああ、でも、これなら!
車の真後ろの雪を除いて、さらに後輪の後ろの雪を丁寧に除けば、後ろに真直ぐ進んで脱出できそうです!
幸い、脱出用の雪かき用携帯スコップは積んでありました。
ここまで雪かきして車を後退させたら、難なく脱出出来ました!
これはいい経験になりました!
あとは、後輪にチェーンを巻いて走行するテストをぜひやっておきたいと思っています。
チェーン走行は深雪にすごく有効ですが、もうそのような事態だと相当過酷な状況だと思います。
テストをするだけで、そのような状況の道に興味本位で入っていくのは止めておくのが賢明です!!
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