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Windows7マシンをWindows10にアップグレード

Windows7のサポートがこの1月14日に切れるというので、知人のPCのWindows10へアップグレードを頼まれました。

この作業で一番大変なのは、現用PCが少ないメモリで何とか動いている場合や、ハードディスクに不具合があるまま動いているケースだと思います。

使用用途が限られていれば、例えば今回のPCのようにCore2Duo、DDR2メモリ2GBという2世代以上前のマシンをWindows10にしてもまあまあの動きはしてくれるんです。

そこで、使っている人が一番困らないWin7環境を引き継いだままのアップグレードを試みることにしたんですが・・・

立ち上がってから使えるまで異様に時間がかかっています。

そこで、ディスクチェックをしてみたところ、ディスクのエラーがかなり発見され、その後、クリーンアップ、デフラグもやってみましたが、動きは思ったほど改善されませんでした。

過去、修理を依頼されたPCでハードディスクの故障はかなり経験しているんですが、ノートPCやスリム型PCでは、狭い空間にハードディスクが押し込められていて放熱が充分でないと感じています。

高温環境でのハードディスクの故障率は一気に上がるので、ハードディスクの痛みがひどいんですね。

また、完全な故障ではなく、壊れかかっているディスクが一番やっかいなんです。

さて、今後の安定動作にも関わってくるので、ハードディスクをWDRedの2TBに交換することにしました。

写真右が交換して取り出したWDBlueの500GBです。

ハードディスクが新しくなったので、Windows10のクリーンインストールを行います。

インストールディスク、又はインストールUSBメモリの作成は、マイクロソフトのHPからツールをダウンロードして行って下さい。

特にインストールUSBメモリから起動させるために、PCのBIOS画面の起動順序の設定を忘れないように。

今、このPCにはWindows7のプロダクトキーがありますから、これでアップグレード認証されるはずだと思って作業を進めていきました。

しかし、Windows10ライセンス認証画面でWindows7のプロダクトキーを入力する方法ではダメでした。32bit、64bitの違いでもなかったんです。

自分のマシンでは、Windows7環境をWindows10に無料アップグレードし、その時に出来るプロダクトキーを使って、再度 Windows10をクリーンインストールしました。

今回はこの手も使えません。

そこで、正規版プロダクトキーをネット注文することにしたんです。

1月14日にWindows7のサポートが切れた後も、アップグレード方法、クリーンインストール方法は、今までのやり方がしばらく使えそうな気がしています。