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この時期の車の静電気対策 こんな簡単な手が!

 冬場は化繊の防寒着等着込んでいますよね?

この状況で自動車から降りてドアを閉めようとした時に、静電気の放電が起こります!

あれ、かなり痛いでしょう?

 

 車から降りる時に、座席の表面と人の衣服が擦れます。

この時、座面と衣服の間で電子の移動が起こってしまうのです。

その結果、車と降りた人の間に電位差が生じる訳です。

この状態で手でドアを閉めようとした時、

降りた人の指と閉めようとしたドアの間に電子の移動(放電)が起こります。

発生した静電気の電圧は、数千ボルト~数万ボルト(!)という大きさなので、

放電時には割と大きな痛みを感じることになります。

ただ、電圧は驚くような大きさですが、

電流は小さく、電圧も瞬時に降下してしまうので、致命的になったりはしません。

 

 さて、この静電気の放電の痛みからどうやれば逃げられるか?

簡単なんです!

静電気対策グッズなんかも売ってますが、買っちゃダメですよ!

 車のドアが閉まった時にドアを固定する部材は、ラッチ(キャッチャー)とストライカーと呼ばれています。

開くドア側に付いているのがラッチですね。

 

ボディ側に付いているこれがストライカーですね。

 

では、具体的な対処方法です。

右座席に座っていた人が降りる時です。

 ① ドアを開ける

 ② 右手指でストライカーを持つ

 ③ ストライカーを持ったまま、車を降りる

 ※ 座面から衣服が離れるまで、ストライカーを離さないようにする。

 ※ 左側の人が降りる時も同様に。左手でストライカーを持って下さい。

   

これだけです!

座席と衣服が擦れる時に静電気が発生するので、座席と衣服が擦れて離れるまではストライカーを持ったままにするんです。

こうすれば、静電気は発生しますが、生じた静電気はストライカーを経て流れていってしまうということですね!

この時の静電気の流れは瞬時ではないので、何も感じないのです。

すぐ試せるので、やってみて下さい!

あ、皆さん、もう知ってたかも・・・