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浴室換気扇交換

 この修理も、古家の一連の修理依頼の一つです。

築60年の古家ですが、さすがに浴室はユニットバスに新調されていました。

とは言っても、もう20年近くは経っているようです。

浴室の換気扇が動かないということで点検しましたが、スイッチを入れても全く動きません。

カバーを取ると、吸気口とファンが見えます。

もう10数年以上使用しているユニットなので交換することにしました。

かなり古いものでなければ、モーターは分解できないようになっていて、内部への注油とかメンテナンスや修理は出来ないものが多いようです。

ただこの機種は、モーター軸のベアリング交換で直している方もいました。

自分は、以前マンションのユニットバス換気扇修理に挑戦したんですが、修理は不可で交換した経験があるんです。

この換気扇の型番を調べると、INAX社UF-23Aというユニットで、現在の後継機種はUF-27Aとなっていました。

さらに調べてみると、業者の方がPanasonic社のFY-17C8というユニットへの交換をされている記事を発見しました。

「FY-17C8」と「UF-23A」の比較ですが、風量は76m/87m、消費電力は7.6W/19Wとなっていました。

「FY-17C8」は風量がやや落ちますが、消費電力は半減以下と省エネです!

ということで、このユニットを使ってみることにしました。

上が古い「UF-23A」、下が新しい「FY-17C8」です。

新機種では、ユーザーが簡単にファンを取り外して掃除が出来るようになっていることが大きな改良点です。

では、作業開始です!

古いネジ穴をシーリング材で埋めて、排気ダクトパイプを換気扇本体にアルミテープで接着し、新しいユニットをビス止めしましたが、新しいネジ穴はドリルで下穴を開けておく必要がありました。

取り付けたところを天井裏から撮ったところです。

また、結線は新品の接続コネクターに取り換えて行いました。

これは電気工事士の免許が必要な作業なので、自分が役に立ちましたね!

ただ、本来、この接続部分はジョイントボックスに収めるべきでしょう。

浴室内からの新しいユニットの吸気口です。

さあ、カバーを取り付けます。

最後にスイッチを入れて動作チェックです。

静かな動作音で動いてくれました!

交換修理完了です!