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WHO、サル痘「緊急事態」終了 宣言から10ヶ月

WHOのテドロス事務局長は11日、

天然痘に似た症状の感染症「サル痘(エムポックス)」について、

感染者の減少が続いているとして、昨年宣言した「緊急事態」の終了を発表した。

テドロス氏は記者会見で

「エムポックスは引き続き公衆衛生上の大きな課題で、忍耐強い対策が必要だ」

と述べ、警戒を怠らないよう訴えた。  

アフリカの一部地域で発生していたエムポックスは、昨年5月ごろから欧米などに感染が拡大。

日本では同年7月に感染者が初確認された。