ウクライナ大統領演説 ジャーナリスト青沼陽一郎氏の見解
ゼレンスキー氏の日本での国会演説についてのジャーナリスト青沼陽一郎氏の意見の概略は以下のようなものです。
ゼレンスキーのオンラインによる議会演説は、英国、カナダ、米国、ドイツに次ぐ。
16日の米国議会での演説では、
「真珠湾を思い出せ」と叫んで、あの奇襲攻撃と同じことが起きていると説いてみせたことに、日本国内では不快感をあらわにする声がネット上で沸いた。
もともとゼレンスキーは、コメディ俳優だった。
主演を務めた、高校教師が大統領になるというテレビドラマが大ヒットして、
その続編の放送中に大統領選挙を戦い、前職に圧倒的大差をつけて当選した。
人を煽動することには長けている。
国民感情によって国政は揺れ動き、政治的技量は未知数だったゼレンスキーが大統領に就任しても、脆弱な国情は変わっていない。
大衆迎合的に大統領の座に就いた役者が、有事を招いていままた国民を鼓舞している。
自分は、ウクライナの国の内情、歴史、古代からのロシアとの関係などについて、詳しく理解している訳ではありません。
この戦争が終わったら、これらのことについて詳しく勉強したいと思っています。
しかし、とにかく、
今何としても、早く実現しなければならないのは、
戦争の終結です!
心や身体が傷つけられることを止めることです!
命が脅かされ失われる現状を止めることです!
築き上げてきた国家が破壊されていくことを止めることです!
それも、一刻も早く!!
コメディアンが大統領になってしまったとか、
ウクライナ国民を煽って危険な目にあわせているとか、
過去の真珠湾攻撃のことを持ち出されて不快だとか、
今、こんなこと言ってる場合じゃないと自分は思っています。
明日死ぬかもしれない、明日自分の国が無くなってしまうかもしれない指導者が必死になって訴えているんですよ!
このような人の経歴を書いて、未熟だと馬鹿にでもしたいんでしょうか?
そして、日本の過去は真珠湾攻撃だけではないはずですが、
このことを言われてプライドでも傷ついたんでしょうか?
現状で、こんなことを言っている方は、
このたった今でも無実の命が失われ続けている惨状でさえ、他人事なのではないかと疑います!
今回の状況を見て誰しも感じているのは、
「状況を正確に素早く得るように情報を収集する」
「情報を最大限活用する」
これらのことが極めて重要だということだと思います。
弱小国が大国に立ち向かうためには、
情報戦で有利な立場にいることが強い味方になると思います。
まさか、このような時に、情報活用の巧者を、
ずるいとか卑怯だとか言わないでしょうね?!
一方的に侵略、破壊、殺人を受けている弱者が、必死に立ち向かっているんですよ!
ゼレンスキーさんの演説も情報戦の一環だと思うのですが、
この訴えを、世界各国が、まずはしっかりと受け止めることが自分は重要だと思っています!
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