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高容量バッテリーの炎上・爆発!

 色々な場面で、蓄電池を含めた電池が重用されるようになってきたと思います。

電池は電気を貯める装置というイメージですが、電気を貯める容量を大きくする研究開発が盛んです。

そして、この大容量の電池には大量の電気エネルギーが貯めこまれている訳ですから、

基本的には、それだけで充分に危険な要素を抱えていることは理解できると思います。

もちろん、このような電池でも安全に使えるような製品になっているはずなんですが、

特にここ数年では、リチウム系の電池の発火事故が民生用だけでなく工業用でも起こっています。

最近ついに、リチウムより活性の強いナトリウムを電池に使う例が出てきたようです!

単体のナトリウムを使う(!)ナトリウム硫黄電池等はすでに工業的に実用化されています。

 

さて、このような現状の中で、

私たちが使っている電池についても、充分に注意を払う必要があると思っています。

以下の記事も参考にして下さい。

記事のリチウムイオン電池ですが、

モバイルバッテリーだけでなく、身近なところで使うスマホ、タブレット、ノートPC、Bluetooth機器、またEVの電源にも使われています。

家の中に普通に存在するようになったこれらのバッテリーが突然発火したら・・・

身体に近づけた状態で使うことも!

留守中の発火だってあり得ますよね?

自分は、これらのことをちょっと不安に感じているんです。

 

 

<リチウムイオン モバイルバッテリーの発火> 

 A社製のモバイルバッテリーが突然炎上、爆発したという事故がTwitterに投稿されました。

写真では、外装が裂け、焦げた中身が大きく飛び出しています。

 

投稿者によると、充電中に火を吹き、慌ててぬれたタオルでつかんでベランダに投げたところ爆発したそうです。

なお、奇跡的に火事にはならず、けが人も出ませんでした。

このモバイルバッテリーは、2019年11月に購入したものだったとのこと。

減りが早くなってきており、ボタンを押しても残量表示がつかないことも増えていたそうです。

家族で共有していたものだったそうで、だいぶ使い込んでいた様子。

なお、火が出たときはリビングに置いてあり、高温の場所ではなかったとしています。

この後、投稿者の方はA社から連絡を受け取り、爆発したモバイルバッテリーを回収してもらったとのこと。

その際、この型番の国内発火は初だったため、原因を究明したいと説明を受けたそうです。

「非常に丁寧に対応をしていだだきました」とのことです。

 

 A社は、モバイルバッテリーを「消耗品」であるとし、

長期間使い続けたり、誤った使い方をしたりすると大きなトラブルにつながる危険性があるとして、

公式サイトでモバイルバッテリーが劣化した際の症状や注意点を案内しています。

 

 

<ボタン電池は捨てる前に絶縁しないと爆発の恐れあり>

 使い終わったボタン電池は捨てる前に絶縁を。

絶縁しないと爆発の可能性が!

捨てる前にセロハンテープを貼って絶縁して下さい。

ボタン電池の裏にテープを貼って絶縁するのですが、念入りに巻いておくとより安心です。

 

また、各家庭で電池用のゴミ箱を作っているケースについて、

「電池が重ならないように」注意して欲しいとのこと。

 

電池の廃棄については、家電メーカーのパナソニックも公式サイトで注意喚起しています。