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福山の一人暮らしのおばちゃん

広島県福山市に、父方のおじさん、おばさん宅があります。

元は、父方の祖父母の家でした。

その祖父母の体が弱ってきた時に、自分の会社を辞めて、祖父母の面倒を見にその家に入ってくれたのが、このおじさん、おばさんだったんです。

そして、祖父、祖母を、最後まで在宅で看取ってくれたおじさん、おばさんなんです。

自分は、この祖父母、そしておじさんおばさんに、我が子のように可愛がってもらいました。

そのおじさんもガンで亡くなり、おばさんは一人になってしまいました。

鞆の浦の方が見える高台の上の、木造の昔ながらの古い家に、80歳になる女性が一人で暮らしているんです。

自然には恵まれているけど、体の状態が悪くて買い物に行くことも自由に出来ない。

そんな中、自分の身内はそばに居てくれず、どれほど心細くて寂しいか・・・

昨日、このおばちゃんから電話がかかってきました。

「ちっとも寂しくなんかないよ。自分で全部こなして一人でやっていくんよ!」と、機関銃のようにしゃべってきました!

こりゃあだめだ! ちょっとほっとけない! そんな雰囲気でしょう?

3日の新幹線で会いに行くことにしました。

出来るだけ力仕事をやります。それから色んな所の修繕ですね。あとは車で買い出しと、そして魚料理ですね!

さっき、また電話がかかってきました。

昨日の話し方がウソのようにおだやかになっていました・・・

少しは自分が役に立てるかもしれません!