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新型コロナウイルス 別の感染症に使用の薬 効果の検証進む

● 抗HIV薬「カレトラ」

おおむね50歳以上で、肺炎になって血液中の酸素が不足し酸素吸入が必要な状態の患者に対しては、投与を検討するという考え方を示しています。 

 

● 抗インフルエンザ薬「アビガン」 (日本で開発)

中国政府は臨床研究で治療効果が認められたとして、政府の診療指針に正式に採用する方針を明らかにしています。

 

● エボラで開発の「レムデシビル」

日本国内でも臨床研究が始まる予定です。

 

● 抗マラリア薬「リン酸クロロキン」

先月、中国政府は、抗マラリア薬の「リン酸クロロキン」で治療効果があったと示し、国内でも類似の薬を患者に投与したケースが報告されています。

 

● ぜんそく治療薬「オルベスコ」

一般名「シクレソニド」は、国立感染症研究所が多くの薬の候補を調べ、新型コロナウイルスに効く可能性があることを示しました。

実際に国内で呼吸状態が悪くなった患者に投与したあと、数日のうちに症状の改善が見られたという報告が複数ありました。

 

薬を全国の医療機関で広く使用できるようにするためには、患者に投与して安全性や効果を確かめる臨床試験を行い、審査を経て厚生労働大臣の承認を受ける必要があります。

しかし、すでに使われている薬を別の病気の治療にも使う場合、薬を最初の段階から開発するのに比べて、開発期間を短縮することができるとのことです!

(3月18日 17時49分配信)