日ごろのこと、何でも!

日本人は文句を言わない・・・

 五輪等の大会において、マテリアルコントロール(道具の規定チェック)役員がいます。

今回のジャンプ競技の判定で波紋が起こった訳ですが、この時の審判員は、日本代表チームのリアクションに対して、

「日本人は文句のひとつも言わない。

間違いを認め、ちゃんと謝罪をしてくれます。

これ以上なんら問題にはならないだろうと思います」

とコメント。

一方でドイツなど他の3か国に関しては、

「日本とは状況が違います。

彼らは結果を引き出すために、なにが起こったのかを徹底的に問い詰めます。

それはとても感情的なものなのです」

と説明しました。

ドイツ代表の監督は、

「まるでパペットシアター(操り人形の劇場)のようなもの」

と痛烈に批判までしています

 

「文句を言わないことが美徳」というような日本人の古くからの感覚があると思うんですが、

自分は、それは違うと思っています!

また、美徳に仕立て上げた盾で意見を抑え込もうとすることも絶対におかしいと思っています!

矛盾があれば、理不尽なことがあれば、抗議していいと思うんです。

いや、声をあげなければいけないんだと思っています!

五輪のような大舞台では、可能な限り公平な環境を提供する必要があるはずです。

「抜き打ち検査」や「コンディションの異なるリンク」、そして「真実を覆してしまうジャッジ!」

これらは公平でないことは明らかです!!

このようなことに対して怒りを隠さない人を、少なくとも自分は、嫌いになるどころか心から応援したいと思っています!!

 

一方、私たちの普段の日常生活において、

「何にでもケチをつける」

「ことあるごとに不満を言う」

という流れを最近しばしば感じるようにもなりました。

 

言わなければならないことは何か?

言わなくてもいいことは何か?

このことを、いつも考えていきたいと思っています。