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「母さん、僕はウクライナにいるんだ」ロシア兵、母と最後の会話・・・

 ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって2月28日に開かれた国連の緊急特別会合で、ウクライナのキスリツァ国連大使は、

死亡したロシア兵の携帯電話に残された母親とのメッセージのやり取りだとする内容をロシア語で読み上げた。

 

母親「本当に訓練中なの?」  

 

兵士「母さん、僕はもうクリミアにはいないんだ。

訓練じゃない」

 

母親「何を言っているの? 何が起きてるの?」

 

 

兵士「母さん、僕はウクライナにいるんだ。

本当の戦争が始まっているんだ。

怖いよ。

一般市民もターゲットにして攻撃している。

ウクライナの人々は僕らを歓迎してくれると聞かされていたんだ。

でも、彼らは僕らの装甲車の下に身を投げて、先に行かせないようにしている。

僕らをファシストだと呼んで。

母さん、とてもつらいよ」

 

 

演説の本題に入る前に内容を明らかにしたキスリツァ氏は、

このロシア兵はメッセージを送った直後に死亡したと説明。

双方で多数の人が既に亡くなっていると指摘し

「死亡した人々があなた方の横にいると想像しながら、私の演説を聴いてほしい」

と訴えた。