77年目の終戦の日に思ったこと
2022年は、この時代にまさかというような侵略戦争が勃発しました。
また、日本のすぐ近くでも同様な行為が行われるのではないかと、これも多くの国々が懸念する緊張した状況が続いています。
太古の日本国内で考えても、
「国境で隔てられた2つの国同士の争いは絶えることがなかった」と言っていいと思います。
自分の領土を広げたいといった野望がなくとも、
「うかつにも隣国に攻め込まれたらどうしよう」と考えだしたら夜も寝ていられません。
「隣国が攻めてくる理由」など、疑い出すときりがないほどいくらでも出てくるのでしょう。
「皆平和に仲良くやってればいいよ」と何となく思っているだけでは済まないようです。
戦国の世を描いた大河ドラマを観ていると、このことが嫌と言うほど分かります。
昨日の「鎌倉殿の13人」では、
もう一息で権力の頂点に昇り詰めようという比企一族が、北条氏にたった1日で滅亡させられてしまいました・・・
北条義時は、「(これ以上争いごとが生じないようにするには)考えた末、ああするしかなかった」とつぶやいていました • • •
あの一言は強烈でした。
少なくとも、あの時代の限られた集団の中では、「共存は不可能」という結論だったんです。
さて、現在の世界に戻ります。
様々な思惑があっても、それでも戦争が起こらないようにするには、
より大きな視点に立った、より新しい知恵が必要になってくると思います!
この新しい知恵は、今までに起きてしまったすべての戦争についての反省が含まれていなければならないと思います。
もう一つ重要だと思うのは、
自国以外の人々の気持ちを、出来るだけ深いところで理解することではないか?ということです。
最近、特にこのことを考えるようになりました。
ところが、他人の気持ちの深いところでの理解というのは簡単ではありません。
でも、「深く理解しようとする気持ち」を持つように努力する。
ということではないでしょうか?
日韓の「徴用工訴訟問題」がこじれて大変なことになっています。
自分も最初は、日本に悪いところはないのでは?
と思っていました。
しかし、「日韓請求権協定で解決済み」と日本は言い張るのではなく、
韓国の人たちの気持ちを理解しようとする心がけが必要なんだと思い直しました。
他国と、特に隣国と仲良く付き合っていくには、
お互いの気持ちを深いところで理解し合うことが重要だと、最近特に強く考えるようになりました。
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