刺さったトゲを抜く方法の1つ
皆さんは指にトゲが刺さった時、どうやって抜いていますか?
こう聞かれると、親にトゲを抜いてもらったことを懐かしく思い出しませんか?
まず、裁縫用の針と毛抜きを用意する。
そして針の先をガスコンロの炎で真っ赤に焼いて、針が冷えてから色々とやってもらったでしょう?
寝かせた針で指を撫でるようにしたり、トゲ自体に針を当てたりしてトゲを動かそうとしていませんでしたか?
それでもトゲが抜けない時は、指を少しづつ針で掘っていったり・・・!
最初から毛抜きでトゲを挟んで抜けてくれればすぐ終わるんですが、そういかないことの方が多かったでしょう?
で、結局は、刺さったトゲに何かを引っかけて、トゲを引っぱって抜くことになると思うんです。
トゲが指に入り込んでしまっている時は、指の表面の皮を少し削るくらいはしないとトゲが出てこないことが多いでしょう?
実は、指の表面の皮を少し削るくらいなら、丁寧にやれば全く痛くないんですよ!
自分が最近やっている方法をちょっと紹介しますね。
手の指なら自分1人で出来ちゃいます。
今回、秋から春にかけて栗のイガを大量に片付けたんですが、イガのトゲをかなり指先に刺してしまいました。
この栗のイガのトゲの先端は鋭いだけでなく、先端の一部が相手に刺さると、刺さった相手に残るようになっているんですね!
まるで蜂の針のようです。
ちょっとキタナイ指で申し訳ないんですが見て下さい!
小さく黒っぽく見えるのが栗のイガのトゲです。
刺さったトゲは指の皮より奥には入っていません。
トゲが皮より奥深く入り込んでしまっている時はお手上げです。
自分で切開なんて出来ませんから病院に行きましょう!
さて、このトゲをどうやって引っぱり出すのか?
自分は、刃先がなまっていない鋭いカッターナイフを使います!
ギョッとした人もいるかもしれませんが、鋭い刃先でほんのちょっとだけ指の皮を削り、トゲがちょっとでも顔を出したら、刃をトゲに引っかけるんです。
刃に引っかかったトゲは、刺さっている向きと反対方向に引っぱるように刃を動かせば簡単に抜けるはずです。
刃先で指の皮を削る時、刃は指と垂直に当ててごくごく軽く動かして!
削る方向だけに動かして下さい! 切る方向に動かしたら大変!
丁寧にわずかな力でやって下さいね!
トゲが良く見えない時は拡大レンズ等を使って。
双眼実体顕微鏡とかを借りて使って見ると面白いほど良く見えますよ。
分かるように写真が撮れなかったんですが、下がトゲを抜いた後の写真です。
トゲの汚れが残っているので跡が黒っぽく見えていますが、トゲはきれいに抜けています!
皮を少しだけ削っている様子も分かるでしょうか?
トゲは奥深く入り込まないうちに早く抜いた方がいいです。
また、最後に抜いたところを消毒することも忘れずに。
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