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灯油給湯器周りの修理

 灯油ボイラーは旧家の親せき宅で見たことがあるんですが、ガス湯沸かし器ならぬ灯油湯沸かし器は初めて見かけました。

そして灯油湯沸かし器なんて今どき古い設備なんだろうなと思っていました。

だって、1年中灯油を買ってきて運んでタンクに入れていなくちゃならないんですよ。

ガスとは比べ物にならないほど手間がかかりますよね?

ところが・・・

何気なく燃料代の比較を見てビックリ!!

灯油式の方がガス式より大幅に安いんですね!

灯油式のメリットは他にもあります。

ガス漏れの危険性なし。それに灯油式の機器なら設置や修理に免許が要らないんですね!

そういうことなら!

現状(例の古家の)の給湯器を出来るだけ温存して、これが寿命になっても次も灯油式にした方がいいなと思いました。

 

 こんな感じの勉強が出来たので、早速現状の給湯器の不具合を直していきたいと思います!

まずは、貯湯槽から伸びる排水管からの水漏れです。

貯湯式の給湯器は貯湯槽を直接加熱して湯を作るんですが、加熱時に貯湯槽内部の圧力が上がってしまうのでこの圧を減らすために槽内の水を一部逃がすようになっているんです。

この水を逃がして排水しているのがこの管です。

ところが、上の写真の管の継ぎ目にすき間が出来ていて、こんな風に水が漏れているんですね。

ですから、この管の継ぎ目のすき間を塞いでしまえばいいんですね。

でも現状、管のすき間がかなり広くなっていて、いつもの塩ビ管用接着剤では上手く塞がりそうもありません。

ああ、この排水管には排水の圧はかかっていないことに気付きました!

だったら、充填剤とかですき間を埋めれば上手く塞がるんじゃないか?

そこで、シリコンシーラントをやや多めに塗ってから再度管をつなげてみました。

1週間後の点検なんですが、水漏れは止まりましたね!

しばらく様子を見ますが、これで大丈夫だと思います。

 

 もう1か所、銅製の給油管と給湯器本体との接合部から灯油の漏れが僅かですがありました。

灯油タンクの元栓を閉めてからこの部分を外して、接合部をていねいに掃除してから接合部をスパナでしっかりと締め直しました。

1週間後に点検しましたが、油漏れは無くなったようです。

とりあえず、これら2か所は直りましたね!