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今年も人事異動の時期になりました

人事異動では、自分自身が異動する場合もありますし、または周りの人が異動することもあります。

どちらにしても、年度の変わり目には別れがある訳です。

本人の人事の希望について、良く考えてみると、やはり単純ではないと思うんです。

どのような結果になっても、希望のある部分は叶っても、別の部分では寂しかったり心残りがあったり・・・

寂しくないなんてあり得ないと思うんです。

どんなに辛いことがあっても、嫌なことがあっても、それは人との関わりの中の一部で生まれたことですよね。

そこに愛着が生まれないはずがないと自分は強く思うんです。

物を相手にして過ごしていたって、この愛着は生まれてくるでしょう?

自分は、早朝出勤していますが、真っ暗な校舎の中の廊下のスイッチの位置は見えなくてもほぼ分かりますし、ドアやカギのクセ、備品の挙動なんかも分かるようになりました。

校舎に愛着が湧いてきているんです。

ある方が言っていました。

人を好きになるのに理由なんかないって。自分でもなぜ好きになったのか分からないものなんだって。

愛着って、理屈じゃないんです。上手く説明できないものなんです。

関わってきた人、関わってきた物、関わってきた事、すべてに愛着は湧くものなんだと思います。

そして、そこから別れていくということは、やはり寂しくないはずはないんです。