家庭用電気器具の電線を止めるネジ
電気器具の修理をしたりする時に目にするネジですが・・・
まず、ランプレセプタクルでは、
家庭用100V2相ACプラグではこうですね。
ランプレセプタクルも、ACプラグも、電線を固定するネジは3.5ミリ径なんですね!
ACプラグの本体カバーを固定するネジは一般的な3ミリ径が使われています。
電線を固定するネジは端子ネジと呼ばれていて、径はさまざまなんですが、
家庭用電器器具の端子ネジは3.5ミリ径が多いようです。
今回、納屋の天井の構造材に沢山のランプレセプタクルを取り付けましたが、
作業中に、この端子ネジを何度も下に落としてしまいました・・・
1回落としたら、次からは落とさないように工夫して、神経も集中しますよね?
それなのに同じ失敗を繰り返すとは・・・
「大丈夫さ、エイヤッ!」と安直な決断になっちゃうんですよね。
これがもし手に入らないネジだったら、
落とさないように、いったいどんな方法、どんな準備をしなければいけないでしょうか?
まあ、それはともかくとして、落としたネジは見つかったものもあり、見つからなかったものもありました。
このネジだけ買えばいいやとホームセンターに行きましたが、ネジコーナーでも電材コーナーでも見つからず!
店員さんに聞いて、やっと3.5ミリ径の鉄製ナベネジが見つかりました!
ネジで電線と接触部を強く押さえつけるので、電路の途中に鉄は入りません。
ということで、黄銅製でなく鉄製でも問題無しと思います。
さて、今回、現場で取り外した配線の中継ソケット(?)を見て下さい。
40年以上前の部品だと思います。
今では見かけないこれらの端子は、
配線の分岐点として、また、ここから電球を吊る線を下ろすように作られていました。
そして、これらのネジ端子は4ミリ径のものが使われていたんですね!
昔は4ミリ径のネジ端子が使われていて、これが3.5ミリ径のものに変わっていったのか?
どうして、一般的でない3.5ミリ径のネジが使われるようになったのか?
理由を知りたいと思っています!
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