灯油給湯器交換修理作業記録(4)
現在、現地の古家で給湯器交換は、応急修理的に終わってはいます。
給湯、風呂のお湯張り、追い炊き、足し湯等、一通りの動作点検は完了しています。
あとは、しばらくの間は動作不具合が無いかの点検やら、配管の接続部分等の点検が必要です。
給湯器周りの作業はこれからもあるでしょうから、作業の記録を残しておこうと思います。
まずは、古い給湯器の故障の原因を出来るだけ探っておいた方がいいと思います。
NORITZ 社の OTX3102Y RB で、前日の夜までは使えていたんですが、
台風の大雨の日の夜、突然点火しないエラー(コード110)が表示されて動かなくなりました。
この時、バーナー着火動作らしき「カチカチカチ・・・」音は鳴っていました。
繰り返しスイッチオン、給電線をしばらく抜いたままにして再度給電後スイッチオンも症状変わらず。
<灯油タンク周りの点検>
灯油タンク内をライトで照らしながら内部目視点検しましたが、水溜まりらしきものは無し。
下部の水抜きバルブを開けて、500mLほどガラス瓶に灯油を抜き出してみましたが、水分は全くなし。
<給湯器内部の点検①>
内部給油配管を外して、管内全部排液後再装着して通油(含まれているかもしれない水分を除くため)。
この後スイッチオンも症状変わらず。
(給油配管の奥は、追い炊き用の湯を循環させるポンプで、すでに壊れたままの状態)
<給湯器内部の点検②>
給油配管に繋がっている給油ポンプらしきユニットの給電線コネクタから、配線を抜いて数回セルフクリーニングして再接続した。
この後スイッチオンも症状変わらず。
この後、給油ポンプからバーナーに伸びる給油配管を外してからスイッチを入れてみた。
配管から灯油が出てこない!!
これが動作しない原因の可能性はあるが、
給油ポンプがバーナーの動作と連動しているかもしれないので断定できない。
バーナー部分にすでに灯油があれば、給油ポンプは動かないようになっているかもしれないから。
バーナー部分の点火装置の不具合のため着火していないのかもしれない。
大雨の湿気で、イグニッションが動作不良を起こして点火しないのかもしれない。
この後は、電気系統の基盤も資料がないためにいじれませんでした。
また、この給湯器は相当に古く、追い炊き機能も壊れたままだったんです。
給湯器交換を考え始めたのはこのあとでした。
補足ですが、ガス給湯器の修理や交換は免許が無いと出来ません!
ガスの配管も同様ですが、免許を取るには実務経験が必要等で現状ではほぼ無理でしょう。
灯油給湯器の交換や修理ならこの縛りは無くなります。
それより、一度はプロパンガスと灯油のランニングコストに注目してみて下さい。
灯油は、プロパンガスはもちろん、都市ガスよりもエネルギーあたりの費用単価が低いんです!
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