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アリジゴクがいっぱい!

 休みに作業している古家の付近ですが、キレイな水と空気と陽射しに恵まれた肥沃な土地にあります。

先日、納屋の脇の雨がかからない所で沢山のアリジゴクの巣を見つけました!

画面に映り切っていない巣がまだあるんですよ。

アリジゴクの巣がこれだけまとまって見れたのは自分は初めてです。

アリジゴクは、その名の通り、アリなどの昆虫がこのすり鉢状の巣に落ちて出られなくなってしまうアリたちの難所なんです。

この巣に落ちてもがいているところを、この「アリジゴク」という幼虫に食べられてしまうんですね!

つまり、このすり鉢状の巣はアリたちの地獄という訳です。

このアリジゴクの正体はこんな子です。

この子たちはウスバカゲロウの幼虫なんです。

機会があったら手に取って触ってみて下さい。

あ、強くつまんじゃダメですよ。死んじゃうから。

ポニョポニョした感触の可愛いヤツなんです。

さて、この幼虫は成虫の薄羽カゲロウになるんです。

薄バカ下郎ではありません。(笑)

ウスバカゲロウはこんな羽虫です。

きゃしゃな体つきから予想される通り、成虫になってから生きている時間ははかなくも短いんです。

産卵を終えると死んでしまいます。

アリジゴクとして生きている期間が長いので、このアリジゴクの巣を見つけたら大切にしてあげて欲しいと思います。

巣から取り出して観察したら、もといたところに逃がしてやって下さい!

自分で砂地に潜っていきますから。