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大谷翔平、満票でMVPに!

 プロの世界なんだから、二刀流なんて無理に決まってる!

そんな常識をはるかに超えたところで、大谷選手は歴史に残るような結果を出したということだと思います!

 

 

身体も技術も図抜けている!

しかし、さらにその上に、彼の考え方や努力も凄いんだということが最近分かってきました。

 

今回の受賞でのインタビューを、一部ですが紹介したいと思います。

これだけでも、彼の謙虚、堅実、ポジティブな面、そして冷静な面も分かるのではないかと思います。

 

―― 二刀流が評価された。

27歳でMVPを取ったことの意味について。 

 

 MVPを満票で取れたのはすごく嬉しいです。

怪我もいろいろあったので順調に来ていたわけではなかったですけど、いろんな人に助けてもらって、27歳で取れたので。

選手としてここからピークを迎える5年から7年がもっともっと勝負だと思います。

もっともっと頑張れるように日々頑張りたいと思います。

 

―― 「一番の選手になりたい」と常々言ってきた。

目標は達成したことにならないか。

 

 なってはいないですね。

自分でそう思う日はおそらく来ないと思うので。

目標としてはアバウトというか、そういう目標ですけど。

ゴールがない分、常に頑張れる。

確実にステップアップしていると思うし、今回の賞がその1つだと思うので、本当に今後のモチベーションになりました。

 

―― 二刀流はプロ野球で無理だと言われてきた。

大きな怪我もあったが、それも乗り越えた。

 

 怪我なく1年間できたのが一番良かったです。

このパフォーマンスをどれだけ続けられるか誰にも分からないので、毎年毎年そういうチャレンジが続くと思います。

 

―― イチロー氏が「無理はできる間にしかできない」とコメントしていた。

「無理」の意味をどう捉えているか。

 

 ピークとしていられるうちに、いい状態を保てる時期はそう長くはない。

時間の制約、タイムリミットは毎年毎年近づいてきていますし、自分の能力を伸ばせる時間は多くはない。

そういう時間を大事にしながらやりたい。

そういう意味だと捉えて頑張っている。