日ごろのこと、何でも!

ロケットストーブ小改良(1)

 今回作製したロケットストーブは、通常型のストーブと比べて発生熱量は多くはありません。

また、バーントンネル、ヒートライザーで燃料を燃やし切ってしまうので、

ストーブ本体が赤熱するようなことはありません。

こんな感じなので、運転中に「暑い!」という感じがしないんです。

でも、燃料の供給量はまだ増やせるので、発熱量はまだまだ上げられそうです。

さて、燃料を少しずつ燃やす時でも、発生した熱を最大限使いたいと思い、考えてみました。

他の方がやっているように、室内に横引き煙突を増設する方法があります。

ロケットストーブでは、ヒートライザーでの上昇気流が強いので、横引きをかなり伸ばせるんですね。

ただ、今観察している感じでは、煙突の温度はそれほど高くなさそうです。

そこで、手軽に出来る手として、排熱が煙突に流れていく経路がやや長くなるように、

煙突への出口手前にシールド板を入れました。

これは、この時計型ストーブに元々取り付けられていたものですが、取り外して運転していました。

また、ストーブの底面に小さめの玉石を15kgほど敷きつめました。

 

 

 

 

これは、蓄熱材として働くことになると思います。

燃料供給が減った時にも、それほど温度が下がらないようにする効果を期待しています。

もう一つは、天井付近に上がっていった熱を、扇風機のごく弱い風で下方に送るようにしました。

この扇風機の風は、煙突付近を流れるようにしました。 

 

 

扇風機のACモーターの出力をコントロールするために、古いスライダックを持ち出してきました。

 

 

まだしばらくは観察期間ですね!