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ある眼科医に救われました(1)

 枝落としの作業中に壊れてしまったメガネを直してもらおうと、近くの眼科に行きました。

この眼科にはメガネ店が併設されていて、以前紹介されてお世話になったことがあったんです。

まずメガネ店で視力検査をしてもらったところ、

視力矯正が上手くいかないので、先に眼科を受診して下さいと言われました。

その時、メガネ店から眼科に連絡はしてくれず、

「口頭で眼科受付に検査の状況を伝えて下さい」とのこと・・・!?

このような、ちょっとでも「あれ?」と感じるようなシステムが存在しているところは、疑った方がいいと思います!

結局そのあとの眼科の検査も診察も、丁寧ではなく、横柄で高圧的でした。

そして、「このままだと運転免許が取れなくなるので手術した方がいい」という診断。

そこで、どうしても手術しなければいけない状況なのか? 手術しなかったらどうなっていくのか?

といった質問をしたんですが、丁寧に答えてくれません。

しかも「相談するな!」的なオーラまで出して来る!

すごいでしょう?

若い女医さんなんですよ!

これ以上質問や相談が出来る雰囲気じゃなかったので、

「手術はしません!」とキッパリ。

医師に挨拶もせずに診察室を出たのは初めてでした!

 

あ、手術は怖くなんかないですよ!

小5の時の眼の手術は地獄の痛みでしたからね。

(家でやっていた実験でガラスびんが破裂して眼球を切りました!)

 

さて、定評のあるいい眼医者さんを探して紹介してもらわないといけません。

勤務先の保健室の先生に相談してみました。

すると、その先生の旦那さんがちょうど眼科にかかっていて、そこの医師は

「他に手が無くなれば手術するけど、簡単に手術はしないよ」と言っているんだそうです!

自分は「この先生だ!」と直感的に思いました。

 

自分の父親は手術万能というような考えをずっと持っていました。

今思うと、父自身が探してきた名医に手術をしてもらい、その手術が上手くいっていたからなんでしょう。

しかし、その考えの末路が、「手術のミスによる死」に至るなどとは、夢にも思うはずがありません・・・!

クリスマス、お正月を一緒に過ごそうと、母の退院を心待ちにしていた私たち家族に起こった出来事でした・・・

母はしなくても良かった胆のうの手術を勧められて受けたんです。

 

手術は医療の1つの選択肢だと思います。

様々な治療の中で手術を選択するのならともかく、

説明や患者との質疑応答もろくにしないまま、結論は手術だと言う医師。

皆さん、不思議に感じませんか?

現在は「インフォームドコンセント」が充分に行われることは常識ですし、

患者側からも、以前よりも強く要望が出せるように変わってきたと思うんです。

しかし、昨今のこんな状況下であっても、

こういった医師がいまだにいらっしゃることは覚えておくべきでしょう。

しかも、医師の一言で患者を不安にさせるのは簡単なんです。

うちのカミさんも、「手術しかないんだよ!」という誘導に何度も出合ってきました!

患者目線に立とうとしてくれない病院は、こちらから丁重に断るべきなのです。