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安倍元首相の国葬について思うこと

 今月27日に安倍元首相の葬儀が執り行われます。

要人の葬儀ですから、規模が大きくなるのは基本的には理解出来ます。

しかし、今回は、過去にも吉田茂氏の一例しかないという国葬となったのです。

国葬と決められた背景には多くの政治的な思惑があるようです。

一方、私たち一般市民から見たこの「安倍氏の国葬」ですが、

当初は、

「無念にもテロリストの凶弾に倒れた元総理大臣のための葬儀」

と映ったのではないかと思います。

しかし、この事件の背景が明らかになるにつれ、闇の中の事実が次々と浮かび上がってきました。

この事件の加害者は、

韓国で創設された新興宗教である「統一教会」に家庭をボロボロにされていたのです!

加害者の母親は統一教会を妄信し、教団への多額の献金で破産、

その結果、彼の家庭は崩壊するまでに至ってしまっていたのでした。

 

 衝撃の安倍氏狙撃事件が起きた時、

マスコミの報道は、

「加害者は、統一教会と安倍氏が繋がっていると思い込んでおり、安倍氏に強い恨みを抱いていた」

さらに

「加害者の一方的な思い込みによって、安倍氏は銃撃されてしまった」

という内容だったと思います。

 

ところが、自分も本当に驚きだったのですが、

実際は、安倍氏と統一教会は繋がっていたということだけでなく、

多くの自民党政治家たちがこの教団と繋がっていたのでした・・・!!

 

自分はこんなことは少しも知りませんでしたし、

今回のような大事件が起こるまで何も知らなかったのです・・・

本当に凄く恥ずかしい思いです。

 

そして、今、

統一教会と政治家の繋がりについての問題がクローズアップされていますが・・・

 

いまだに政治家と教団のつながりについて、全貌がはっきりしていないように感じています。

そして、この問題についての対応もはっきりしないままだと感じられる・・・

 

こんな中での「安倍氏の国葬」は、

少なくとも一般市民の気持ちからすると、

同情的な感覚どころか、

大きな疑問をはらんだ批判的な感覚に反転してしまっていると自分は感じているのです。

世の中にかなり多く存在すると思われる

「宗教団体への献金が原因の困窮家庭」「苦しむ宗教2世」

このような深刻な問題を置き去りにしたまま、

16億円という巨額の公費をつぎ込んだ国葬が行われようとしているのです!

全く釈然としない気持ちです。

皆さんはどう感じているでしょうか?