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WHO「オミクロンの次の変異株も伝播力高い」

 今年は身近なところで陽性や濃厚接触が発生していて、近隣でも学年閉鎖や学級閉鎖が複数発生しています。

新型コロナ騒動が発生してからもう丸2年が経ちました。

当初、3年目くらいには元の生活に戻っているだろうと甘い考えでいたんですが・・・

 

 25日、WHOのマリア・カーコブ技術責任者が

「次に出てくるだろう進化した変異株は、現在のオミクロンを上回るウイルスであるため、伝染力は、より強いだろう」

とし、

「最も大きな問題は致死率である」

と述べました。

専門家たちは、オミクロン変異株は、致死率は低く伝染性が強い点を踏まえ、次の変異種が出現する可能性が高いと予想しています。

オミクロンは致死率が低いだけに、人の体内に長く滞在し、進化に必要な時間が十分だからだそうです。

科学的理論ですが、ウイルスが進化するときに宿主を長生きさせるため、それほど致命的ではない形に進化するとのこと。

しかし、進化を重ねるほど、パターンも多くなり、必ず致死率が低くなるという保証はありません。

カーコブ技術責任者が、オミクロンの次のウイルスの致死率は、予測できないとした理由です。

 

 一方、WHOのマイク・ライアン緊急プログラム責任者は、

「われわれが少なくとも措置を取ることができる準備ができていれば、新しい変異種が、これ以上被害を与えることを防ぐことができるだろう」

と付け加えました。