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「緊急事態宣言でも一斉休校せず」共通テストも「予定通り」

 萩生田光一文部科学相は27日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言が出た場合の学校の対応について、

「児童生徒の発症の割合は低く、学校を中心に感染が広がっている状況ではない。春先のような全国一斉休業を要請することは考えていない」

と述べた。

 休校するかどうかの判断は学校設置者に委ねる考えを示したが、

「地域一斉の臨時休業は学びの保障や子どもの心身への影響の観点から、必要な場合に限定し、慎重に判断すべきだ」

と強調した。

 また、来年1月の大学入学共通テストについても

「(緊急事態宣言下であっても)予定通り実施する方向で準備を進めている」

と語った。