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中村医師の妻「きょうみたいな日が来ないことを・・・」

今朝、アフガニスタンで活動していた中村哲医師が、現地で凶弾に倒れたニュースを知りました。

彼は、文字通り、命をかけてアフガニスタンの地を一から開拓するような仕事をやっていました。

医師として現地の人たちを助けていたが、病を治すだけでは命を育めないと、自ら率先して体を張って農業支援活動を行うようになったんだそうです。

そんな中での、信じがたい事件だった訳です・・・

テレビでの彼を知る人の会見は、驚き、悲しみ、怒り、受け入れられないという気持ちに満ちていました。

「正直、信じられない。無念でしかたない。この事業は中村哲という人物でなければできなかった」

必死に感情を抑えながら、今にも泣き崩れそうな・・・

その方の気持ちが、ダイレクトに自分にも突き刺さってきました。

 

そして、職場に着いてから、ネットのニュースで中村医師の奥様のコメントを読みました。

ああ、もうダメだ・・・

涙があふれてきました・・・

「きょうみたいな日がこないことだけを祈っていました」

「場所が場所だけにあり得ると思っていました。いつも家にいてほしかったけど、本人はこの仕事にかけていたので」

「いつもさらっと出て行って、さらっと帰ってくる人だった・・・」

中村医師は「自分は好きで勝手なことをしているので、家族には迷惑をかけたくない」と周囲に話していたそうです。

 

彼は、正に男の中の男だったと自分は感じます。

そのような人のスピリッツに、ほんの少しでも近づければ、と願っています。

中村哲医師のご冥福をお祈りいたします。