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韓国大統領の弾劾訴追案 可決される

 

 韓国の国会は14日午後、

尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に対する弾劾訴追案を可決した。

 

野党や無所属議員の賛成に加え、保守系の与党「国民の力」の一部議員が賛成票を投じた。

尹氏の大統領としての職務は停止され、当面の間、韓悳洙(ハンドクス)首相が権限を代行する。

180日以内に憲法裁判所が弾劾訴追の是非を判断する。

憲法裁が弾劾を認めれば、尹氏は罷免され、60日以内に大統領選が実施される。

 

尹氏が3日夜に宣布した「非常戒厳」を巡り、最大野党「共に民主党」など野党6党は「違憲」だと批判。

尹氏の弾劾を求める議案は7日、国会での投票に与党議員のほとんどが参加せず廃案となったが、野党側は12日に2回目の弾劾訴追案を提出していた。  

捜査当局は、内乱などの容疑で尹氏の立件を目指している。

現職大統領には不訴追特権があるが、内乱罪は例外。

 

尹氏は12日、「弾劾しようが捜査しようが、私はこれに堂々と立ち向かう」と述べている。  

韓国大統領に対する弾劾訴追は3例目。