知りませんでした! 桜開花600℃の法則
どんな法則かというと、
「2月1日からの最高気温を足していき、
ちょうど600℃に達する日にソメイヨシノが開花する」
というものです。
去年まで69年分のデータがあって、東京ではそのうち9回が600℃到達と開花日がピッタリ一致。
また、全体の7割以上が、600℃到達日の前後3日以内に開花していました。
最高気温を足すだけという非常にシンプルな法則でありながら、驚異的な的中率!
全国に目を向けると、東京よりもさらにこの法則が当てはまりやすい都市がありました。
まずは、杜の都「仙台」。
69年中なんと17回がピッタリ一致。
4年に一度はこの法則が的中していることになります。
さらに、全体の8割以上が600℃到達の前後3日以内に開花していました。
続いて、日本三名園のひとつ兼六園がある「金沢」。
600℃到達日の開花は15回。
全体の9割以上が600℃到達日の前後3日以内に開花していました。
その他、名古屋や大阪、広島、高松、福岡も、上記3地点ほどの的中率ではないものの、
全体の5割前後が600℃到達の前後3日以内に開花していました。
以上のことから、桜開花600℃の法則は、非常に精度が高く、
場所を選ばずに当てはめることができる法則と言えそうです!
ということですので、早速埼玉所沢のデータを気象庁HPより取ってきました!
エクセルシートに貼り付けて計算した表を載せておきます。
昨日3月11日までの最高気温値累計が448.8で、600まであと151.2です。
直近の3月1日から11日までの最高気温の平均値は10.6℃となりますので、
151.2/10.6 ≒ 14.3
つまり、最近の気温傾向が続けば、あと14日~15日ですね!
すると、今日を入れて14日め、つまり25日が開花予想日?
この日の前後3日を含めると、
開花予想日の範囲は、3月の22日~28日となりました!
でも、これから気温はハッキリと高くなっていくでしょうから、開花はもっと早まるのでは?
入学式よりかなり早くなってしまいますが、何だか楽しみになってきましたね!
皆さんの地域でも、気象庁の最も近い地点でのデータを取ってくれば、こんな感じの予測が出来ますよ!
精度はともかくとして、楽しそうでしょ?
PS.
ついさっき最新のニュースを見たら、
東京の桜開花予想日は、3月19日だって!
明日13日以降、関東は晴れる日が多く、気温アップするんだそうです!
ということなので、今年は累計何℃で開花したのか、あとで報告しますね。
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