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ハロウィーン 路上のスマホ撮影に注意「人の流れが止まると事故の危険性高まる」

 渋谷駅の周辺は例年、仮装した大勢の人でごった返す。

渋谷区は31日から11月1日にかけ、区役所内に対策本部を設置し、

警察や警備会社と連携して不測の事態に備えている。

区職員による見回りも行っており、

区は「関係機関と連携し、安全にハロウィーンを終えたい」としている。

 

 31日午前、友人と渋谷に買い物に訪れた横浜市青葉区の女性会社員(23)は

「夜まで過ごし、ハロウィーンの雰囲気を味わうつもりだったが、

韓国の事故を見て怖くなった。

人が増えたらすぐ帰ろうと思う」と話していた。

 名古屋市東区の複合施設「オアシス21」では31日夜、

店舗や地下広場など施設の大部分を閉鎖する。

新型コロナウイルス対策が主眼だが、

ハロウィーンで多くの人が密集するのを防ぐ目的もあるという。

 この施設では30日夜、仮装した多くの若者らが集まっており、

31日も同様の状況が予想される。

施設の担当者は

「日本でも大事故が起きかねず、心配だ。警察と連携を深めて防止に努めたい」と語る。

 

 ハロウィーン文化の普及に努める「日本ハッピーハロウィン協会」の岡本恭和代表は、

最近は路上で長時間立ち止まり、スマートフォンで撮影する参加者が増えていると指摘。

「人の流れが止まると事故の危険性が高まる。

安全に楽しむためには、参加者一人一人が周囲の状況に注意を払いながら行動することが大切だ」

と訴えた。