美味しい魚のはなし

メヒカリの塩焼き

この小魚は、一般的にはメヒカリと呼ばれていて、新鮮なものは目が青緑っぽく光って見えます。

また、トロボッチとも呼ばれるように、小型ながら脂のある深海性の魚です。(正式名称アオメエソ)

スーパーでも、パック売りで時々見かけるんじゃないでしょうか?

昨日、冷蔵庫にしばらく寝かせていたメヒカリの下処理をしました。

もう、鮮度が少し落ちているので、目が光っていないでしょう?

鮮度が良ければ、ウロコを取って丸のまま塩焼きするといいです。

ただ海底付近を生活している魚で、泥を吸い込んでいる時があるのか、内臓は取った方がいいという人もいます。

ウロコは、爪を使わなくとも指先で尾から頭に向けてしごけば簡単に取れます。

今回は、鮮度がちょっと落ちてるので、エラと内臓は取ってしまいます。頭は柔らかいので残します。

身だけでも充分に脂分を楽しめるんです!

下の写真は、エラと内臓を取ってキレイに洗ったところです。

これを、2~3匹ずつキッチンペーパーに包んで、冷蔵庫に寝かせておきます。

今晩は、丸のまま塩焼きです。塩焼きと言っても塩は振らなくてもOKです!

 

さて、夕食時になりました! 

最後の焼きですね!

まず、室温になるまで冷蔵庫から出して並べておきます。

その後、魚焼きグリルで、弱火で15分ほど焼きます。

さあ、出来ましたよ!

焼き加減はこれくらいで良かったようです。

塩とか、他の調味料も一切使っていません。

頭も骨も柔らかく、全く違和感なく丸ごと食べられます。

やはり、これは女性の大好物なようで、あっという間に完食してくれました!