<ご注意下さい!>
以下の方法は、ver 3.1.10 までのものです。ver 3.2.0 からは、uploadディレクトリの場所が変更されたようです。実験して検証が済みましたら、訂正記事を載せたいと思います。
さて、本題の、Netcommons3サイトのバックアップ・リストアがどうやって成功したか、についてです。
繰り返しになりますが、以下の⑥までは以前と同じ内容です。また⑥までがNetcommons2の時と同じやり方です。
① サイトを閲覧不可にする、又はwebサーバーを停止してから、旧DB3 *** のダンプファイル △△△.sql 作成。
# mysqldump -u root -p *** > △△△.sql (mysql の root パスワード聞かれるので入力)
② files ディレクトリ( app / webroot / files )取得。アーカイブして持ってくる。
③ 新環境に新DB3 ○○○ を作成する。
mysql > create database ○○○ default character set utf8;
mysql> grant all privileges on ○○○ to ユーザー名@localhost identified by 'パスワード';
その後、 prefix のみ旧サイトと同じにして、nc3を新規インストール。
④ インストール完了したら、mysql にログインして、③の新DB3をいったん削除。
mysql > drop database ○○○;
⑤ 再度、③と同様にして新DB3○○○ 作成。作成後、旧DB3ダンプファイルインポート。
mysql > create database ○○○ default character set utf8;
mysql > use ○○○;
mysql > set names utf8;
mysql > source / home / bk / △△△.sql; (/ home / bk に dumpファイルがある場合)
⑥ app / webroot / files ディレクトリを②の解凍ディレクトリと置き換える。
⑦ 旧サイトの app / Config / application.yml ファイルを、新サイトに上書きする。
以上の方法で、上手くいきます!!
上手くいったのは、もちろん、天野さんからのアドバイスのおかげなんです!
application.yml を上書きしないと、アカウント関係の情報が引っ越し前と違ってしまうので、ログインできない状況になってしまう、と教えていただきました。
そして、新サイトで出来たDB情報を、引っ越し前環境で出来たDB情報に上書きするのはおかしい、ということなんだと思います。なので、旧サイトの database.php で上書きしてはいけません。自分は上書きしてみた後、このファイル内のDB情報を編集してみたりしましたが、エラーは直らずダメでした。
今年のユーザカンファレンスの資料にあった、 「database.php が大事なファイル」というのは、「prefix 情報の確認のために database.php が大事なファイル」という意味で、上書きしなさいということではないのだろうと判断しました。
以上の貴重な情報は、すべて天野さんからのアドバイスによるものです!
前回お世話になったので、あつかましくもまたメールで助けを求めてしまいました。
やはり、自分のスキルにあった適切なアドバイスをいただき、本当に感謝しています!
天野さん、有難うございました!!
重ねて御礼申し上げます。
最後に、天野さんが注力されている「nc3+ NetCommons3 をより便利に」というプロジェクトについて、ぜひ書いておきたいと思います。
Netcommons3関係のプラグイン、pluguin開発の要望引き受け、Netcommons3レンタル、などの開発をしているとのことで、自分もとても興味が湧きました!
特に、Netcommons3のテーマも開発中とのことで、武骨なデザインのNetcommonsがカッコ良くなるのでは? と自分も期待しているんです!
Netcommons3のバックアップ・リストアのプラグインも、間もなく発表となっています!!
この天野さんのプロジェクトのHPは、以下のリンクからたどってみて下さい。nc3で出来ているのにカッコいいんですよ!