昨日の続きですが、一応これで今回は落ち着きました。
たとえ話ですが、LAN内というのはTさんの職場の中、WANは職場の外全ての場所だと思って下さい。
自分が外からTさんに会いに行く時、住所録で住所を調べてTさんの職場にたどり着けます。
→ ここでの住所録がWANにあるDNSサーバーに相当します。
そして、職場の受付の方にTさんの居場所を聞いて、Tさんの所にたどり着ける訳です。
→ ここでの職場の受付の方がポートフォワーディングと同じ役目を果たしている訳です。
ところが、自分がすでにTさんの職場内にいる時は、もう住所録でTさんを探しても無意味な訳ですね。
LAN内からLAN内にあるサイトにアクセスを試みると、通常は外のWANにあるDNSサーバーに問い合わせに行く設定になっているので、上手くいかないという訳なんです。
さて、今回次に使った手は、LAN内に Proxy(代理)サーバーを立てる手でした。
この Proxyサーバーは、Proxyサーバーを稼働させているホストPCのhostsファイルをWANのDNSサーバーより先に参照するので、hostsファイルに記載されているLAN内の「居場所」をもとに目的のサイトにアクセスできる仕組みです。
実は、Proxyサーバーの積極的な使い方は、むしろ他にあるので、やはりLAN内専用のDNSサーバー構築が今後の課題です。
最後にもう一つ。
自宅のWindows機Radioサーバーは午前0時に自動シャットダウンして、午前5時に自動起動するように設定してあります。
昨日はこのWindows機に Proxyサーバー Apache を導入したんですが、
24時間稼働している LinuxWeb サーバー機へ導入できないか、一生懸命考えていました。
すでにWebサーバー Apache が稼働しているところに2つ目のWebサーバーをインストールできるのか?
色々と調べてみましたが、 何とか行けそうな感じです!
エイヤッと、apt install Nginx でインストール実行!
インストールの最後にエラーが出るのは、ポート(80)がバッティングしてしまうからです。
しかし、インストールは最後まで進むので、設定ファイルを書き換えてポート番号を変更し、Nginxを再起動させます!
これで2つめのWebサーバーを共存して起動させることが出来ました!
と、もう一息だったんですが、Nginx は初めてだったので Proxy設定が出来ませんでした・・・
そこで、2つめの Apache をインストール!
最初にインストールした Apache は、snapシステムで導入していたので、apt install apache2 で2つめの Apache はすんなりとインストール出来たんですね!
あとは、ポート番号を変更してApacheを再起動させ、Proxy の設定を行いました。
現在、この Proxyサーバーはしっかりと稼働してくれています!!(外部からのアクセスには関係していませんが)
今後、もし時間が出来れば、LAN内の複数サーバーを、仮想サーバー内で稼働させ、複数のサーバーマシンを出来るだけ少なくまとめていけるといいかな、と考えています。
この手は非常に合理的でカッコ良く、ベストのようにも思えるんですが、メンテナンスや故障対応は相当に大変そうです!!
それならば!
集中したアクセスが少ないオンラインストレージサーバー、Proxyサーバーあたりを Raspberry Pi で構築し、メインサーバーマシン内に設置してしまうのはどうでしょうか?
あ、出来ることなら、ProxyサーバーではなくDNSサーバーを構築したいですね。
電源もメインサーバーマシン内でもらうんです!
どうでしょうか?