自分が使っている自宅サーバーのセキュリティー対策はどうなっているのか、書いておく必要がありそうです。
まず、OSですが、現在はDebianの最新版を最小構成でネットワークインストールしたものを使っています。
使わないソフトは入れず、必要なソフトはその都度追加する方法です。
また、apt コマンドでインストールできないソフトは、リポジトリを登録してからインストールしています。
こうしておくと、apt update コマンドでアップデートのチェックがすぐに行えます。
Netcommonsだけは手動インストールによっているので、Netcommonsのみ手動で最新バージョンにアップデートするようにしています。
また、光回線とつながるルーターからサーバーへは、ポートフォワーディングによって指定されたポートの信号のみ転送しています。
さらに、ファイヤウォールによる設定で、数個のポート以外のポートは全てブロックしています。
SSH等のリモート接続は、ローカルのみ、つまりマイクライアント以外は接続出来ないように設定してあります。
FTPは最初からインストールしていません。
大雑把にはこんな感じなんですが、
運用を初めてから、毎日のようにチェックしているのは、OSとアプリケーションソフトのアップデートです。
アップデート通知が出ていれば、すぐにアップデート作業を行っています。
セキュリティアップデートのみは自動にする手もあるんですが、
以前apacheのアップデートを行った時、Webサイトが停止してしまったことがあったので、手動でアップデートし、不具合が出たらその時点ですぐ対応するようにしています。
また、ベースのOSに新バージョンが発表されたら、
使用しているWebアプリケーションが動作するか調べて、OKなら、出来るだけ早く新バージョンのOS環境にします。
最近はphpのバージョン対応に注意する必要があります。phpのバージョンアップの方がどんどん先行している感じです。
新バージョンOS環境にする時は、ストレージは新調してOSの新規インストールからやり直します。
この時、Webサイトはデータベースも含めて引っ越し作業を慎重に行います。
また、同時にハードウェアの点検もして、マザーボードその他も一新することもあります。
こんな感じなんですが、自宅サーバーでセキュリティ対策が手に負えなくなってきたら、SaaSのようなクラウドサービスについて考えようとは思っています。