ここ数か月、Netcommons3のバージョンアップの状況、またフォーラム等を見ていて、
当初とは状況が変わってきている感じがしていました。
2か月に1度程度行われるはずだったバージョンアップも、今年1月からピタリと止んだままです。
不安を感じながら、今年のユーザカンファレンス関係の情報がないか気にしていました。
先日のカンファレンス終了後の主催者とユーザーのやりとりを一部読むことが出来ました。
それについての感想ですが、
現在のNET環境、特にWeb上で多くの個人情報を扱うグループウェアが置かれる環境では、
セキュリティ対策が非常に重要で、これについての対応がどんどん難しくなってきている。
しかも、その対応自体も、年々変えていかなければならない状況でしょうから、容易ではないことは明白です。
これを実現させるために、多くの技術者や予算の確保が必要だと思われます。
まず、この点が難しい状況になってきているという感じがしました。
さらに、レンタルサーバーを使うにせよ、個人でWebサーバーを構築するには厳しい環境になってきている。
システムとサーバー、セキュリティやネットワークの管理は専門業者に任せるSaaSというサービスを使うべきだとの指摘です。
このような、プロジェクトリーダーからの指摘がなされたので、今までのようなアップデートパッケージ版の配布が止まったようなんです。
こんな風に、Netcommons3の利用についての方針が急に変わってきてしまいました。
個人的には、まだ良くのみ込めていないし、どう対処していいのか、戸惑っているところです。
一応、次のようなアナウンスはされています。
最新版はNetCommons3としてGitHubから自由にダウンロードし、どなたでも利用することができます。
管理者にはGitHubから最新版のNetCommons3を都度ダウンロードし、パッケージ化して利用して下さい。