投稿日時: 2016/01/06
okamoto
WebServerマシンのOS入れ替え作業を行いました。
まず、3つのwebサイト本体のバックアップ、
ヴァーチャルホストの設定ファイル、DDNSへの通知スクリプトファイルも忘れないようバックアップ。
次は、ルーターのIPマスカレード設定を無効にして、外部からアクセスを受けないようにします。
そして、マシン内部の掃除、異常がないか、目視点検です。
電源、マザーボード、HDD等、温度異常もありませんでした。
HDDをまっさらにする前に、もう一度忘れている作業がないか、一息考えます。
では、いよいよOSの再インストールから始めます!
OSはDebianの最新版、Jessie64bit版を使います。
webサイトが正常にリストア出来るか、LAN内でですがテストはしておきました。
クライアントのWindowsマシンで、netinst.isoファイルをダウンロードし、フリーソフunetbootinでインストール用USBメモリを作っておきます。
CDRでインストールディスクを作るより、手軽で確実で早いです!
CDドライブはwebサーバー運用中は不要ですから、尚更です。USBメモリインストールで決まりでしょう。
USBメモリは高速タイプがいいです。今回64GBメモリはうまくいかず、4GBメモリを使いました。
HDDは、3.5インチ2TBを2台ソフトウェアRAID1とし、パーテイションは2つに分けました。
OSインストールは最小構成です。デスクトップ、GUIはもちろん、基本的なユーティリティも入れません。
apache、mysqlも最初にはインストールしません。aptでowncloudをインストールする際に、依存関係も含めて、またphp等必要なものも一緒にインストールしてくれるからです。
作業手順ですが、
OSインストール → OSアップデート → rootログイン禁止 → ユーザsudo設定 → サーバーリモートログオン設定 →ファイヤウォール設定 → 必要なrepository設定 → 再度OSアップデート → owncloudインストール → owncloud設定 → netcommonsインストール → netcommonsリストア(作業手順はこちら) → ルーターIPマスカレード設定 → 動作確認
こんな感じで進めていきます。
今回も、結局徹夜の作業となってしまいましたが、何とか完了しました!