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ピーマンを丸ごと食べる?

 最近、ピーマンは丸ごと食べた方がいいっていう話聞きませんか?

自分はカミさんから聞きました。

で、調べてみたんですが、こんな内容でした。

 

 

 ピーマンの空洞の中の種は、常にゴミ袋に直行する悲運の存在。

でもホントはピーマンの種が、物凄いやつだったりしたら?

それこそ栄養価は優れ、処分するのが勿体無い程のお宝だったら?

 

★欧州ではワタと種ごと食べる

 ワインの国フランスを含む欧州も、考えてみればピーマンの歴史はまだ数百年です。

しかしあちらは栄養の観点から新鮮ならワタ付きで種ごと食べるのが一般的。

日本では種を食べる習慣が根付かず、捨てるのが普通です。

しかし近年は種も栄養があって、食べられるとの認識が広がっています!

 

★ピーマンの種を食べるときゅうり味?

 覚悟を決めて口に放り込めば・・・

ワタと種の部位は「きゅうり」のような控えめな味です。

ピーマン本体と似ても似つかぬ奇妙な味わいなのです。

どんな料理に種を用いても、セロリやニンニクのように料理の味全てを決定付けたりしません。

扱いやすい部位と考えられます。

 

★本体はビタミンCの塊 

 酸っぱい王様のレモンはビタミンCの王様でもありますが、

驚くことにそれを超越するビタミンCを含むのがピーマンです!

ビタミンCに酸っぱさは関係ないのです。

他のビタミンAやB群も多めに含有しています。

  

★種もビタミンの塊

 物凄い勢いで問答無用と捨てられてしまうピーマンの種もワタも、

本体同様にビタミンCの塊で、ビタミンA、ビタミンB群なども大変多い部位でした!

こんなお宝的な価値あるワタ・種を捨てる日本の常識を改めましょう!

  

★種だけに含まれるピラジンの効果

 ピーマンの種には、本体にはないピラジンという稀有な栄養素も含まれています。

この成分は血液の流れを促したり、動脈硬化を防ぐ能力もあると言われています。

まさかの薄毛にも効き目ありとの報告もあります。

 

 

 ということで、男料理で作ってみたのがこれです!

 

ピーマン全体に火が通るのにはちょっと時間がかかりました。

最初にオリーブ油で豚肉を炒め、次にヘタだけ取った丸のままのピーマンを入れて炒めます。

次にモヤシを投入します。

最後に減塩しょうゆを回しかけて、一息加熱して仕上げました。

 

と、簡単に作ってみたんですが・・・

これだと、ピーマンにしょうゆ味が付かないんです!

この点だけが気になったところです。

ピーマン丸ごとは気に入ったんですが、味をピーマンにしみ込ませるためには工夫が必要ですね!

煮浸しのようなやり方でないと中まで味が浸みないと思うんです。

もし、このような野菜炒め風に仕上げるのなら、丸ごとざく切りして炒めたらどうでしょう?

こう調理した場合は、種の食感がどうなるかですね。

今度試してみたら報告します!