校舎のカギ閉め当番
2019年12月11日 18時55分昨日は、本校に赴任してから4回目のカギ閉め当番の日でした。
何か所もある窓や扉を閉めながら、教室で生徒たち先生方が元気に生活している様子を思い浮かべながら巡回していきます。
自分は朝かなり早く出勤するので、カギを開けることも毎日のようにやっています。
静まりかえった廊下や教室の中を見渡すと、生徒たちの活動の痕跡や先生方の工夫などがいつも違った形で見えてきます。
それは、若者の活力であったり、先生方の思いやりや愛情であったり・・・
こういうものに触れるだけで、嬉しくなったり温かい気持ちになったりするんですね。
そして、このカギの開け閉めをする時、前任校のことも必ず鮮明に蘇ってくるんです。
このカギの開け閉めだけでも、場所によって色んな意味を考えながらやらないといけないんです。
このことについて、業務の方と会話してみたり、アドバイスをもらってみたりすると分かることがあります!
業務の方が「いかに考えながら仕事をしているか」にハッとさせられるんですね。
「その作業の意味を深いところまで考えながら、キチンと仕事をする」というのは、思いやりや愛情に他ならないと、自分は強く思うんです。
そして、こういう仕事をする人は、自分をひけらかしたり、自分がやったんだという顔をしたりしないんですね。
自分がこの当番の仕事をする時、元気そうな笑顔でサッサッと作業する方と一緒になることがあります。
そんな時、その人の思いやりや愛情に触れたような幸せな気持ちになれるんです!
そして自分も、いつも体がサッと動けるように心がけているんです。