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操作していた男性に丸ノコがはね返り、太ももを切り出血多量で死亡

2025年9月23日 20時18分

 

 22日午前、岩手県洋野町の76歳の男性が電動のこぎりを使って薪ストーブ用の枝を切っていたところ、右足の太ももに電動のこぎりの刃が当たったということです。

男性は意識不明の状態で久慈市の病院に運ばれましたが、約2時間後に出血性ショックによる多臓器不全で死亡しました。

警察は掛端さんが電動のこぎりの操作を誤ってとみて事故の原因を詳しく調べています。

  

 この事故は、電動のこぎり(丸ノコ)のキックバックと呼ばれる現象によるものと思われます。

丸ノコを扱う DIYer に対して強く注意喚起されている事項です。

初心者だけでなくベテランに対しても再三の忠告が行われています。

自分も、操作に慣れてきて油断があると、いつも危ないと感じています!

でも、キックバックによる致命的事故はどんな状況で起こるのでしょうか?

下の写真が参考になると思います。

 

スクリーンショット 2025-09-23 094629

 

スクリーンショット 2025-09-23 094758

 

イヤイヤ、こんな格好で丸ノコ操作するって、あり得そうじゃないですか?

上の写真は、木材の固定の仕方に大きな問題があり、キックバックを生じるシチュエーションではあるんですが。

で、もう一度写真を見て下さい。

ここで丸ノコが木材に跳ね返されて飛んで来たら、もろに右足の太もも内側を直撃し、肉がザックリ深切れしちゃう・・・!!

太もも内側には太い血管が通っています。

処置する間もなく大量の出血が起こってしまう・・・

 

では、どうしてキックバックは起こってしまうのか?

例えば下のような場合です。

切断する木材の支えの間隔が広く、切り進めていくと切断している部分が下がっていき、丸ノコの刃を挟むようになってしまいます。

 

キャプチャ001

 

高速回転している刃先に急に抵抗が生じると、丸ノコ本体が刃の回転方向と逆に飛んでいく訳です。

ちょっと説明が乱暴ですね!(汗)

 

この動画をぜひ見て下さい!

 https://www.youtube.com/watch?v=L09ofg7tCfk

 

初心者だけと言わず、丸ノコを使う全ての人が常に頭に入れ、使う前に再確認すべき項目は、

 

キャプチャ.JPG002