WHO、サル痘「緊急事態」終了 宣言から10ヶ月
2023年5月15日 19時05分WHOのテドロス事務局長は11日、
天然痘に似た症状の感染症「サル痘(エムポックス)」について、
感染者の減少が続いているとして、昨年宣言した「緊急事態」の終了を発表した。
テドロス氏は記者会見で
「エムポックスは引き続き公衆衛生上の大きな課題で、忍耐強い対策が必要だ」
と述べ、警戒を怠らないよう訴えた。
アフリカの一部地域で発生していたエムポックスは、昨年5月ごろから欧米などに感染が拡大。
日本では同年7月に感染者が初確認された。